教えてくれたのは……山下真輝(やましたまき)さん
風水片付けコンサルタント。6歳から母の影響で占いを学び、経営者、芸能人専門占い師として鑑定数25,000件超え。16種の占術を網羅。2024年に一般社団法人日本風水片付け協会の理事に就任。「風水」の知識も取り入れながらお家を整えるアドバイスを行う。
運気を下げてしまうベランダ「4つのNGポイント」
風水では、ベランダは「外から入ってくる、すべての気の流れ」に関係する場所だと言われています。
今回は、風水と片付けの観点から、ベランダの4つのNGポイントをご紹介します。家の中よりも目につく機会が少なく、意外と見落としがちな場所なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
NG1. 窓、サッシが汚れている
窓は、家の中と外の境界線です。窓が汚れていると、風を取り入れる範囲が大きい分、汚れたエネルギーまで家の中に入ってきてしまいます。窓さえ拭いていれば、ベランダの風水は100点満点だと言えるくらいに重要な場所。定期的に、内側も外側も拭き掃除する習慣をつけましょう。サッシも同様です。
NG2. 排水溝にゴミが溜まっている
排水溝に、落ち葉や砂ぼこりなどのゴミが溜まっていませんか?
風水には「陰」と「陽」という気があり、「陽のものをなるべく家の中に取り入れて、陰のものは排除しましょう」という考えが前提にあります。“陰のもの”となるゴミはベランダ専用のホウキを用意しておき、排水が詰まることがないように意識して取り除いてくださいね。
NG3. 床に物を置きっぱなしにしている
スペースをとるものや、普段使わないものをベランダに置いている方も多くいらっしゃいますが、風水では床には物を直置きしないほうがいいとされています。可能であれば、棚などに置くことが理想的です。
NG4. ベランダ用のサンダルが汚れている
ベランダ用のサンダルは、足が直接触れるもの。ベランダに出たときに足が汚れると、家の中に汚れを持ち込むことになります。これは、風水では運気を下げることにつながるので、注意しましょう。
ベランダ専用のサンダルを用意し、ほかの場所で使わないことが基本です。軒下に立てかける、小さな靴箱を用意して入れるなど置き方にも工夫して、汚れから守ってくださいね。外に置いていると劣化も早いので、定期的に買い替えることをおすすめします。
汚れを家の中に持ち込むことを防ぐために、芝生のマット(人工芝でもOK)を敷いたり、一部に置いたりして対策するのもいいですよ。
洗濯物を取り込む時間にも要注意。「夜」がNGな理由
洗濯物を夜まで干すのは、風水的にはNGだとされています。干した後の布団の匂いが好きな方も多いように、日中に洗濯物を干すと、“陽のエネルギー”をたくさん吸収してくれます。
夜になると湿度が溜まり、せっかく乾いていたものも湿ってしまい、“陰のエネルギー”を吸ってしまうことに。できれば、夜になる前に取り込むようにしましょう。ベランダを使うのは、基本的には日中がおすすめです。
家の中をいいエネルギーで満たせるように、できることから取り入れてみてくださいね!