「温水洗浄便座の洗浄ノズル」の寿命が縮む…。やってはいけない“NG掃除3つ”「自己流は危険」

家のこと

stock.adobe.com

2025.02.05

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日使うトイレ、特に温水洗浄便座は日ごろのお手入れで長持ちします。その一方で、掃除方法を誤ると劣化させてしまう場合も……。ここでは、自己流で間違いやすい“温水洗浄便座の洗浄ノズル”の「NGな掃除方法」をご紹介します。

広告

NGその1.ノズルを無理に引っ張り出す

ノズル出典:stock.adobe.com

温水洗浄便座のノズルは、製品によって取り出し方・戻し方が異なります。手で引き出せるタイプもあれば、ボタンを押すと自動で出てくるタイプもあるため、取扱説明書でお手入れ方法の確認は必須です。
間違っても、手で無理やり引っ張り出すのはNG。ノズルの故障や詰まりの原因になります。力ずくで押し込んだりひねったりするなど、無理に動かすのも避けましょう。

NGその2.ノズルの出入り口に洗剤をかける

ノズルに洗剤を直接かけるのはNG

便器のお手入れに使えるのは、基本的に中性洗剤のみです。特にノズル部分は、掃除方法にも注意が必要。
ノズルの出入り口に洗剤を垂らしたり、スプレーしたりするのは間違いです。日常的なお手入れであれば、洗剤を使わずに水拭きするだけで十分。それでも汚れが落ちない場合は、中性洗剤をつけた布で拭き取りましょう。
ちなみに、トイレ掃除用のウェットシートの使用はOK! トイレットペーパーで拭くと傷がつく恐れがありますので、必ずやわらかい布やウェットシートでお手入れしてくださいね。

広告

NGその3.乾いた布で拭く

乾いた布でノズルを拭くのはNG

温水洗浄便座のノズルは樹脂製のため、乾拭きはNGです。乾いた布で拭き取ると、汚れが落ちたとしてもノズルの表面に傷がつく恐れがあります。ノズルの穴が傷つくと汚れが詰まりやすくなるリスクも……。
せっかくお手入れしてもノズルの劣化を早めてしまう恐れがあるため、乾いた布の使用は控えてください。

温水洗浄便座の「正しいノズル掃除」を確認しよう

ノズルの適切なお手入れ方法は、お使いの温水洗浄便座によって異なります。ノズルの引き出し方も合わせて、今一度取扱説明書の内容を確認すると安心です。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る