なぜコンロ周りの油汚れは落ちにくいの?
コンロ周りの壁にこびりつく油汚れ、その原因は調理中の油ハネです。炒め物や揚げ物をするたびに、目には見えなくても細かな油が飛び散り、壁に付着しています。この油汚れがすぐに拭き取れればいいのですが、時間が経つと空気に触れて酸化し、ベタベタ&ガチガチに固まってしまうのが厄介なポイント。こうなると、水拭きはもちろん、一般的な洗剤を使ってもなかなかスッキリ落ちません。
そこで活用したいのが、「油汚れは温めると落ちやすくなる」という性質。 今回は、アルカリ電解水とヘアドライヤーの温風を使って、ガチガチに固まった油汚れを浮かせる方法をご紹介します。
◆油汚れをスルスル落とす「アルカリ電解水」:お掃除のプロが使っている“9つの場所”
キッチンの壁のベタベタ汚れを落とす方法
掃除に使うもの
- アルカリ電解水
- キッチンペーパー
- 食品用ラップフィルム
- ヘアドライヤー
- クロス(乾拭き用)
今回使う洗剤は「アルカリ電解水」です。アルカリ電解水は、水を電気分解して作られたアルカリ性のクリーナー。界面活性剤を含まず、油汚れや皮脂汚れに強いのが特徴です。スプレーするだけで汚れを浮かせて分解してくれるうえ、無臭&二度拭きいらずなので、キッチン掃除にもぴったり。1本あると家中で活躍してくれる便利アイテムです。
手順⒈ アルカリ電解水をスプレーする
掃除したい壁の油汚れ部分にキッチンペーパーをぴったりと当て、その上からアルカリ電解水をしっかりスプレーします。液だれを防ぎつつ、洗剤を汚れにしっかり浸透させることができます。
手順⒉ 上から食品用ラップフィルムを貼る
その上からラップを貼って密着させます。ラップを使うことで洗剤が乾かず、じわじわと汚れにアプローチできます。
手順⒊ ヘアドライヤーの温風を当てる(約1〜2分)
ラップの上から、ヘアドライヤーで温風を当てます。温めることで油汚れがやわらかくなり、浮いてきます。
手順⒋ ラップをはがして拭き取る
ラップをはがし、キッチンペーパーごと油汚れをやさしく拭き取ります。ゴシゴシしなくても、スルッと取れるはずです。
手順⒌ クロスで乾拭きをする
最後に、乾いたクロスで水分や残った汚れをしっかり拭き取って、仕上げましょう。
◆油汚れをスルスル落とす「アルカリ電解水」:お掃除のプロが使っている“9つの場所”
ゴシゴシしなくてもスッキリ!手軽に油汚れを落とそう
コンロ周りのしつこい油汚れも、温めて浮かせることでラクに落とせます。ゴシゴシこする必要がなく、ヘアドライヤーの温風+アルカリ電解水の力でスルッと汚れが落ちるので、負担も少なくお掃除ができます。ぜひ試してみてくださいね。