食物繊維アルギン酸たっぷり!みそ汁に入れると【高血圧の予防】が期待できる緑色の「春の旬食材」とは?

料理・グルメ

2025.04.15

春が旬の海藻「わかめ」。特に新物の生わかめは、シャキシャキの食感と豊かな香りが絶品です。新鮮なぬめりには高血圧の予防が期待できる食物繊維「アルギン酸」もたっぷり。これは間違いなく「今食べなきゃ」の一品ですね。

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「わかめ」は春が旬

わかめ出典:stock.adobe.com

春が旬の海藻であるわかめ。魚屋さんの店先に生の新わかめが並びだすと、温かな春の到来を感じますね。

生のわかめは緑ではなく透明な茶色。これをサッと茹でると緑鮮やかないつものわかめになります。シャキシャキな歯応えと豊かな磯の香りは、新鮮な生わかめならではの贅沢。春にはぜひ食べたい一品です。

「ぬめり」が高血圧の予防に

わかめ出典:stock.adobe.com

わかめに多く含まれる食物繊維は「アルギン酸」。そのぬめり成分が腸の働きを整えてくれるほか、取りすぎた塩分を排泄してくれるので高血圧の予防に期待ができると言われています。

「アルギン酸」は水に溶ける食物繊維なので、水に長く浸けておくのは厳禁。下処理は最小限に済ませましょう。おみそ汁の仕上げに茹でた新わかめをサッと入れ、汁まで丸ごと頂くのがおすすめです。

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新わかめのみそ汁 (調理時間:7分)

新わかめのみそ汁

材料(2人分)

・新わかめ(生)‥‥‥‥‥‥100gほど   (ゆでたものでもOK)

・新玉ねぎ‥‥‥‥‥‥‥‥4分の1〜2分の1個
・絹とうふ‥‥‥‥‥‥‥‥4分の1丁

・だし汁‥‥‥‥‥‥‥‥‥400ml
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1〜2

作り方

1. 新玉ねぎは1cm幅のくし切り、絹とうふは食べやすい大きさにカットする。生わかめは水で洗い、適当な幅にカットする。

2. 鍋にお湯を沸かし、生わかめを入れる。色が緑にしっかりと変わったら取りだし、水にサッと浸けて粗熱を取る。早めに水から出し、水気をよく切っておく。

生わかめを茹でる

3. 新しい鍋でだし汁を沸かし、新玉ねぎを入れて2分ほど茹で、絹とうふも入れたら一煮立ちさせる。

新玉ねぎ

4. わかめを入れて軽く温めたら火を止め、みそを溶かしておわんに盛る。

出来上がり

生わかめを茹でるのは気持ちよい!

生の新わかめを茹でて鮮やかな緑色にするのは、なかなか気持ちのよい作業。割とすぐに色が変わるので、とても簡単です。もし新鮮な生わかめが手に入るようでしたら、シャキシャキっとした食感を楽しんでみてください。ぜひお試しくださいね。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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