なぞの突起はなんのためにある?
キーボードをじっくり見ないとわからないくらい、小さな突起。ものによっては、丸く小さな突起やくぼみがついていることもあります。
しかしこの突起は、キーボードを正しく使用するうえで欠かせないもの。その正体は、キーボードの「ホームポジション」を覚え、把握するためのものなのです。
突起があるのは「F」と「J」
どのキーボードも、突起があるのはFとJキーのふたつ。これは、キー入力する基本の指の位置、ホームポジションを置くための印です。
左手・右手のそれぞれを突起のあるホームポジションに置き、ここを起点とするとスムーズにタイピングできます。
キーボードの正しい指の置き方
FとJの突起を正しく使うと、タイピングがラクになるのはもちろん、ブラインドタッチの正確さも上がります。
正しい指の置き方は、「F」に左手、「J」に右手の人差し指です。キーボードの突起には人差し指を置き、指が離れても突起をたよりにホームポジションに戻す。このクセがつくと、キー入力の動作がサクサク進むようになりますよ。
ホームポジションを意識しよう
キーボードの印を「ただのポッチ」と侮ることなかれ! このポッチを使いこなせるかどうかで、タイピングレベルは大きく変わります。手元を見なくてもキー入力できるようになるので、ブラインドタッチを極めたい方にとっても無視できない印です。
パソコン作業もはかどること間違いなし、ぜひキーボードの突起を意識してタイピングしてみてくださいね。