1.片付けてどんな時間を過ごしたいのか?深堀しよう!
片付けはモノのいるいらないや、使用頻度や動線を考えてモノを移動し配置していくので、頭も身体も使い思っている以上にエネルギーが必要な作業です。ですので、勢いやモチベーションだけで片付けに取り組むと、挫折してしまいがち。そうならないためには、明確な目的意識が必要です。まずは、片付けてどんな時間を過ごしたいのか、片付けてどんな自分で在りたいのか、具体的に深堀していくことが大切です。なんとなくスッキリ片付けたいといった、フワッとした目的では具体的にどう片付けたらよいかがイメージできません。
例えば、洗濯物を畳んでしまう作業が大変なので洗濯物を畳んでしまう作業時間をカットしたい。そのためには家族も洗濯物をしまいやすい収納の仕組みを作ろう! リビングに観葉植物を置いてリラックスできる空間にしたい。そのためには家族個人のモノがリビングに多いから、リビングに置くモノは最小限にしてもらおうというように、より具体的に、片付けてどんな時間を過ごしたいのかを明確にすると、具体的に「じゃあどうしたらいいのか?」と思考が動き、行動できるようになるので、片付けが加速していきます。
また、片付けたその先に、時間が生まれることによって、叶えたい未来や夢も思い描いていくと、より理想の暮らしに前進していけるようになります。改めて、片付けてどんな時間を過ごしたいのか? ご自身がどうしたいのか? 向き合ってみてください。
2.なんとなく過ごしている時間を削ろう
1日はどんな人にも平等に24時間しかなく、時間は有限です。そんな限られたご自身の大切な時間を、片付けられないことで無駄にしないためには、「なんとなく」過ごしている時間を削る必要があります。なんとなくスマホをだらだらとみている時間、なんとなくテレビを見ている時間、なんとなくお誘いを受けて参加しているランチ会や飲み会……、それらの時間はあなた自身が心から満たされる時間ですか?
もしそうでないのであれば、それらの時間を削って片付けに取り組んでご自身と向き合う時間にしましょう。なんとなく過ごしている時間を、片付けて過ごしたい時間を過ごすという目的を達成するために必要な片付けの時間に充てることで、時間の密度も濃くなり、片付けの時間そのモノが有意義な時間へと変わっていきます。時間に目的を持たせて、なんとなく過ごしている時間を削ることからはじめてみましょう。
3.片付ける時間を予約しよう
片付けに限らず、何事においても目的を達成するために必要なのは、モチベーションや気合ではなくスケジューリングです。片付ける時間をしっかりと予約することで、実際に頭と体を動かして片付けに取り組めるようになります。手帳やスマホのカレンダーに片付けの時間をスケジューリングして、実際にどの場所の何をどれだけ片付けるか決めていきます。
片付ける時間を予約したら、その通りに行動を積み重ねていくだけ。多少予定通りにいかなくても、できなかったことを責めるのではなく、できたことにフォーカスして片付けの時間を積み重ねていきましょう。
片付ける時間がないけれど、本気で片付けたい人が片付ける時間を作るためにするべき3つのことをご紹介しました。片付けは単なる後片付けではなく、あなた自身のこれからの未来のための投資の時間です。あなたの大切なこれからのために、片付けの時間を予約して本気で片付けと向き合ってみませんか?