「とりあえず冷蔵庫」はNG!常温保存がおすすめな“夏野菜3つ”「すぐ冷蔵庫入れてた…」

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2025.06.27

スーパーで買ってきた野菜、「とりあえず冷蔵庫へ」保存していませんか? 野菜は、すべて冷蔵が正解というわけではないんです。冷やすと鮮度が落ちたり、風味が損なわれたりする場合も……。そこで今回は、冷蔵保存に注意したい「できれば常温保存」すべき3つの野菜をご紹介します。

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NGその1.オクラ

オクラ出典:stock.adobe.com

夏が旬のオクラは、意外にも低温や乾燥に弱い野菜。冷蔵庫で長く保存すると、表面が黒ずんできたり食感が悪くなったりすることがあります。
風通しのよい涼しい場所なら常温でOK。10度前後がオクラのベストな保存温度です。ただし、オクラはそもそも長持ちしない野菜。長期保存はせずにできるだけ早く、2~3日のうちに消費しましょう。
すぐに食べない場合は、さっと茹でて冷凍保存がおすすめです。

NGその2.ピーマン

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夏が旬のピーマンも、冷蔵庫の冷気が苦手。低温にさらされると皮がしわしわになったり黒ずんだりして、傷んでしまいます。
また、ピーマンはエチレンガスを発するため、袋に入れたまま密閉するのはNG。袋の中がガスでいっぱいになると、ピーマンが熟れて劣化する原因になるため避けましょう。

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NGその3.なす

なす出典:stock.adobe.com

「冷蔵庫に入れていたなすが、ふにゃふにゃにやわらかくなった……」という経験はありませんか? じつはこれ、冷蔵保存したことによって引き起こされる「低温障害」によるものです。なすは保存温度が5度以下になると、黒ずみやシワといった劣化が生じます。
なすは暑さや湿度に強い一方、低温が苦手な弱点もあるので覚えておきましょう。

【注意】夏の間は「ワザあり冷蔵・冷凍保存」で長持ち

冷凍出典:stock.adobe.com

夏野菜は、基本的に寒さと乾燥が苦手なものが多く、室温が10度前後であれば常温保存が適切です。
しかし、日本の夏は猛暑。常温で置いておくと傷むリスクがあります。とはいえ、冷蔵庫にそのまま入れても劣化する……。

そこでおすすめしたいのが、“ワザあり”の冷蔵&冷凍保存術。野菜室に入れる場合は、新聞紙やラップで包みましょう。こうすると、寒さと乾燥から守りながら鮮度をキープできます。
より長持ちさせたい場合は、使いやすい大きさにカットした後、保存用袋に入れて冷凍保存がおすすめ

野菜の保存方法は、季節によって変えるのがベストです。せっかく購入した野菜をムダにすることのないよう、保存方法をくふうしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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