お風呂場だけじゃない!家に潜む「カビ」の“意外な発生スポット”3つ「気づかなかった…」

家のこと

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2025.06.29

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。「カビといえばお風呂場」と思われがちですが、じつは気づきにくいカビも家の中に潜んでいます。放っておくと体調不良やニオイの原因になることも……。ここでは、見逃しやすい“隠れカビ”の発生スポットを3つご紹介。こまめにチェックして、清潔な住まいを目指しましょう。

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1.トイレの換気扇

換気扇出典:stock.adobe.com

ふだんは見えないトイレの換気扇。トイレは常に水があるため、換気扇も湿気がこもりやすいです。見た目はきれいでも、中のファンやフィルター部分にホコリや湿気が溜まり、カビが繁殖しやすくなります。掃除せずに放置すれば、イヤな臭いの原因になるため注意が必要です。
トイレの換気扇は、1~2か月に一度を目安にお手入れを。羽根を取り外せる場合は、水洗い後乾拭きしましょう。取り外せない場合は、歯ブラシなどでホコリを落とし、水拭きでキレイに汚れを落としてくださいね。
フィルターをつけると汚れ防止になりますが、汚れが溜まったらこまめに取り替えましょう。

2.エアコンの吹き出し口

吹き出し口出典:stock.adobe.com

これからの時期は、除湿・暑さ対策にエアコンが欠かせません。しかし、吹き出し口の内部にカビが潜んだまま運転すると、カビの胞子が部屋中に散らばってしまいます。
カビは悪臭の原因になるだけでなく、吸い込むとアレルギー症状を引き起こす原因になりかねません。

エアコンを本格的に使い始めるまでに、内部のカビをきちんと取り除きましょう。ただし、内部の掃除に関しては、専門知識が必要です。プロのエアコンクリーニングに依頼するなど、本格的な掃除を行うことでカビを徹底的に除去できますよ。
自分で掃除を行えるエアフィルターは水洗いして、前面パネルや外側も拭き掃除してください。

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3.窓のサッシの溝

サッシの溝出典:stock.adobe.com

毎朝の結露が溜まりやすい窓のサッシ部分。水分とホコリが混ざり合うことで、黒カビがひっそりと広がってしまう隠れカビスポットです。
特にレールのすき間や角は、掃除が行き届きにくいカビにとっては快適な環境そのもの。掃除には古い歯ブラシや綿棒を使って、こまめに水分と汚れをかき出すのが効果的です。窓まわりの換気も合わせて行うと、カビ対策になります。

見えない場所こそ、カビ対策の要

カビは見えてからでは遅いことも。トイレの換気扇・エアコン・窓サッシなど、うっかり見逃しがちな場所にこそ注意を。
定期的な掃除と湿気対策を習慣にして、“隠れカビ”のない快適な空間を保ちましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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