「アスパラギン酸」が疲れに効く⁉︎みそ汁に入れて【夏の疲労回復】が期待できる高栄養食材とは

料理・グルメ

2025.07.15

夏が旬の穀物であるとうもろこしは、高エネルギーかつ高栄養な食物。疲れのもとである乳酸の分解を促す「アスパラギン酸」も豊富で、暑さによる夏の疲れ解消にもってこいです。冷たいものを飲み過ぎた胃を温めるおみそ汁に入れ、スープ仕立てでマイルドにいただきましょう。

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「夏の疲労回復」にとうもろこしを

とうもろこし出典:stock.adobe.com

とうもろこしは世界三大穀物のひとつ。含まれるエネルギー値が高いため、主食として食べている国も多いほどの優秀な食物です。

そんなとうもろこしの大きな効能のひとつが疲労回復」。

「ビタミンB1」が、糖質のエネルギー変換を、「アスパラギン酸」が、疲れのもとである乳酸の分解を促してくれるといわれています。暑さでたまりがちな夏の疲労回復に、もってこいな食材ですね。

また、水に溶けない食物繊維も豊富なため、腸の働きを活性化させ、便通をよくする効果も期待できます。冷たいものを食べ過ぎで、弱り気味の腸にも嬉しい働きです。

今回は、そんな栄養豊富なとうもろこしをたっぷりと入れた、おみそ汁をご紹介。みそのコクととうもろこしの甘さの絶妙なマッチングを、ピーマンの苦味とみょうがの香りが引き立てる一杯です。レンゲでとうもろこしをすくいながら食べる、スープ仕立てのおみそ汁です。

とうもろこしのみそ汁(調理時間:7分)

とうもろこしのみそ汁

材料(2人分)

・とうもろこし‥‥‥‥‥‥‥2分の1本
・ピーマン‥‥‥‥‥‥‥‥‥1個
・人参‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20g
・みょうが‥‥‥‥‥‥‥‥‥少々

・水orだし汁‥‥‥‥‥‥‥‥2カップ強
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1と2分の1

作り方

1. とうもろこしは包丁で削ぎ落とし、ピーマンは乱切り、人参は薄めのいちょう切り、みょうがは千切りにカットする。

具材のカット

2. 鍋に水かだし汁を入れ、とうもろこしを加えて火にかける。

とうもろこしを煮る

3. 2が沸いたら人参とピーマンを入れ、3〜4分ほど煮る。

具材を煮る

4. 火を止めてからみそを溶かし、お椀に盛ってみょうがをのせる。

できあがり

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歯応えのある緑野菜がよく合う

苦味があるピーマンが苦手な方は、キャベツなどを代わりに入れてもよし。歯応えのある緑野菜は、甘いとうもろこしとよく合います。とうもろこしのみそ汁は冷めても美味しく飲めるので、暑くて食欲がない時は、常温や軽く冷やして食べてもよいと思います。

疲れが溜まった体にうれしい、とうもろこしのみそ汁。暑い夏の時期にどうぞお試しください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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