子どもが勉強しない“意外な理由”→100均アイテムだけで「勉強のハードルを下げる」収納のコツ

家のこと

2025.07.15

整理収納アドバイザーの三條凛花です。この記事では100円アイテムを使って「子どもが自分で勉強しやすい環境」をつくる、収納アイデアを紹介します。

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子どもが勉強しない意外な理由

勉強

子どもが勉強をなかなか始めない──。やる気がないのかな? と思いきや、その原因は「必要なものが手元にないから」かもしれません。

「シャーペンの芯が切れてた」
「ふせんが見つからない」

など、必要なものを取りに行くひと手間がハードルとなり、「やらない理由」になることもあるんです。

そんなときにおすすめなのが、勉強に必要な道具をひとまとめにした「専用キット」を用意すること。

今回は、100円ショップ「セリア」のアイテム中心にそろえた「中学生・高校生向けの勉強セット」の作り方をご紹介します。
 

勉強セットの基本材料は2つ

こちらが勉強セットの全中身です。中でも右側に映っている「キャリーケース」と「トレイ」が必須アイテム。

勉強セット

1.A4キャリーケース ワイド(セリア)

セリアにはさまざまなキャリーケースがあります。購入するときは、次に紹介する「トレイ」とサイズか合うか必ず確認してください。
キャリーケースは、本棚に立てて収納したり、狭い棚にぴったり収めたりと、さまざまな収納方法ができるのも魅力です。

2.専用のトレイ(セリア)

専用トレイは仕切りの数や位置がちがうものが複数用意されています。
わが家で使っているのはBタイプとCタイプです。買う前に「入れるもの」を決めるのがおすすめです。
 

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たとえばこんなものを入れてみよう(基本編)

こちらはわが家で使用している実際の画像です。

勉強セット

わが家では、小学校低学年の子どものための「丸つけキット」として用意しています。赤・黒・青のペンや答えがないときに使う電卓、コメントを書くためのふせんやシールが入っています。

中高生向けには、こんなアイテムを追加するのもおすすめです。

・小さなスタンプ
・シール
・蛍光ペン
・シャーペンの芯
・テープのり
 

たとえばこんなものを入れてみよう(応用編)

応用編

次に応用編の紹介です。
ケースのふた部分に、半分にカットしたA4クリアファイルを貼りつけて「薄いアイテム」の定位置をつくるのも便利です。貼りつけにはテープのりを使用しました。両面テープでも構いません。

たとえば、暗記に使う赤シートや、切り離して使える100均などのスタディプランナーなどを入れることができます。
 

「自分で準備→自分で学ぶ」習慣に

勉強

自身の経験を振り返ってみると、勉強がめんどうなときは「準備ができていないこと」も多かったように思うのです。必要な道具がそろっていれば、勉強に取りかかりやすくなるはず。

長期休みやテスト前などのがんばりどきにも、こうしたキットがあるだけで「始めるまでの時間」が短くなる。シンプルなアイデアですが、学習環境を“セット化”することが、自律への小さな一歩になるのかもしれません。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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