“夏はシャワー派”の人は要注意!お風呂にカビが増える落とし穴

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2025.07.14

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。暑い夏は、毎日湯船に入るよりも、シャワーでサッと済ませる人も多いのではないでしょうか? じつはその「シャワー入浴」こそ、お風呂のカビに注意が必要です。今回はカビが生える原因とその対策をご紹介します。

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シャワーだからこそ「カビが生える」その原因は……?

短時間のシャワー使用であっても、カビが広がる場合があります。その原因は、シャワー入浴の特徴にありました。

原因その1.洗った後の“すすぎ残し”

浴室出典:stock.adobe.com

シャワー入浴でカビができる原因のひとつが、すすぎ残し。髪や体を洗った後、キレイになったことに満足して終わり……はNGです。
石けんやシャンプーの泡が残っていると、洗剤の成分がカビやぬめりの栄養源となり、知らないうちに菌が繁殖してしまいます。また、洗い流した汚れが残っていると、カビの発生リスクはさらに増します。
「流したつもり」でも、すすぎ残しは起きやすいもの。シャワーをかけながら、手で壁や床を軽くなでるなど“プチ掃除”の習慣をつけると、カビの発生は防げますよ。

原因その2.シャワーの水しぶきは想像以上に飛び散っている

シャワーのしぶき出典:stock.adobe.com

シャワーを浴びていると、水しぶきが壁・床の広範囲に飛び散ります。立ってシャワーを使えばなおさら、天井にまで泡や水が広がるため、カビの発生リスクは倍増です。
お風呂場の高い位置は、お手入れも面倒で汚れが溜まりがち。シャワー入浴で汚れがつきやすくなれば、カビが生えて掃除の手間も増えます。

シャワー入浴でカビを増やさない対策

浴室出典:stock.adobe.com

浴室のカビは、一度できると厄介です。カビ掃除の負担を減らしてキレイなお風呂場をキープするためにも、次の対策を意識してみましょう。

・しっかりと洗剤を洗い流す
・換気をして十分に乾燥させる
・座ってシャワーを浴びる
・シャワーの位置を低めにする

カビを防ぐには、とにかく水・洗剤・汚れをお風呂場に残さないことが一番! 入浴後に換気や洗い流す習慣をつけるだけでなく、シャワーを使用する位置を調整して、汚れや水が広範囲に飛び散らないようくふうしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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