その正体は「セキュリティサムターン」の部品だった!
玄関ドアのカギを見ると、下部にちょこんと出ている謎のボタンがありますよね。じつはコレ、リクシルの玄関ドアについている「セキュリティサムターン」に欠かせない部品なんです!
セキュリティサムターンは、玄関ドアの“つまみ”を取り外すためのもの。つまみを引き抜くことで、内側の操作を無効化し、外からのガラス破りなどでつまみを回す不正な侵入を防ぐためのものです。
使い方はとても簡単。
ボタンを押したままつまみを引くと、簡単に抜けます。
戻すときも、ボタンを押しながらつまみを差し込むだけです。
セキュリティサムターンはこんなときに便利
鍵のつまみを取り外し、ドアを開けられない状態にするのはどんなことに役立つのか。具体的な使い道は2つあります。
サムターンまわしによる防犯対策
一番の目的は、ガラス破りによる不審者の侵入を防ぐこと。外からガラスを破り、サムターン(つまみ)をまわして入るという、空き巣や強盗の手口の一つによる被害を防ぐことができるんです。
つまみがなければ玄関ドアは開けられないため、就寝中はセキュリティサムターンを使うと安心感が増します。
子どもの解錠防止
子育てをしていると、小さな子どもが勝手に玄関のつまみを開ける……というイタズラに頭を抱えたことがある方は、きっとわたしだけではないはず。
そんな意図しない玄関ドアの解錠も、セキュリティサムターンを使えば安心です。つまみがないので、そもそも鍵を開けられません。
子どもだけでなく、認知症の方がいる家庭など、目を離せない家族がいる状況でも役立ちます。
ちょっとの知識が「安心」につながる
セキュリティサムターンには玄関ドアによって種類が異なりますが、製品により仕様が異なるため取扱説明書を確認しましょう。ちなみに、つまみを取り外したままでも外からの施錠はできますのでご安心を。
セキュリティサムターンを活用すれば、より安心しておうち時間が過ごせそうですね。
※完全な防犯を保証するものではありません。