知らなかった。玄関の鍵にある“フックのような謎のボタン”の正体「使いこなしてなかった」

家のこと

2025.09.08

玄関の鍵についている、ちょっとしたフックのような小さな突起。目に入ってもあまり気にしていない方も多いかもしれません。でも、じつはコレ、安全な暮らしに欠かせない大切なものなのです! 今回は、意外と知らない、玄関の鍵についている「フックのような謎のボタン」の正体についてご紹介します。

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その正体は「セキュリティサムターン」の部品だった!

玄関ドアについている、なぞのフックのようなボタン

玄関ドアのカギを見ると、下部にちょこんと出ている謎のボタンがありますよね。じつはコレ、リクシルの玄関ドアについている「セキュリティサムターン」に欠かせない部品なんです!
セキュリティサムターンは、玄関ドアの“つまみ”を取り外すためのもの。つまみを引き抜くことで、内側の操作を無効化し、外からのガラス破りなどでつまみを回す不正な侵入を防ぐためのものです。

セキュリティサムターンの使い方

使い方はとても簡単。

ボタンを押しながらつまみを抜く

ボタンを押したままつまみを引くと、簡単に抜けます。

戻すときもボタンを押しながら

戻すときも、ボタンを押しながらつまみを差し込むだけです。

セキュリティサムターンはこんなときに便利

引き抜いたつまみ

鍵のつまみを取り外し、ドアを開けられない状態にするのはどんなことに役立つのか。具体的な使い道は2つあります。

サムターンまわしによる防犯対策

一番の目的は、ガラス破りによる不審者の侵入を防ぐこと。外からガラスを破り、サムターン(つまみ)をまわして入るという、空き巣や強盗の手口の一つによる被害を防ぐことができるんです。
つまみがなければ玄関ドアは開けられないため、就寝中はセキュリティサムターンを使うと安心感が増します。

子どもの解錠防止

子育てをしていると、小さな子どもが勝手に玄関のつまみを開ける……というイタズラに頭を抱えたことがある方は、きっとわたしだけではないはず。
そんな意図しない玄関ドアの解錠も、セキュリティサムターンを使えば安心です。つまみがないので、そもそも鍵を開けられません。
子どもだけでなく、認知症の方がいる家庭など、目を離せない家族がいる状況でも役立ちます。

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ちょっとの知識が「安心」につながる

セキュリティサムターンには玄関ドアによって種類が異なりますが、製品により仕様が異なるため取扱説明書を確認しましょう。ちなみに、つまみを取り外したままでも外からの施錠はできますのでご安心を。
セキュリティサムターンを活用すれば、より安心しておうち時間が過ごせそうですね。

※完全な防犯を保証するものではありません。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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