真夏の車内に置いてはいけない“危険アイテム”3つ「夏に使うもの…」「冷却・虫よけスプレーも」

カルチャー

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2025.08.15

エンジンを切るとあっという間に高温になる、真夏の車内。そんな過酷な環境は“もの”も置き去りは禁物です。知らずに置いたままにすると、思わぬトラブルや事故につながることも……。そこで今回は、夏の車内に放置してはいけない「NGなもの」を3つご紹介します。

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NGその1.モバイルバッテリー

モバイルバッテリー出典:stock.adobe.com

スマホの充電用に持ち歩く方も多いモバイルバッテリー。きっと、車内や外出用に持ち運ぶ人も多いアイテムでしょう。
しかし、モバイルバッテリーに内蔵しているリチウムイオン電池は、高温の車内に置きっぱなしにすると、高温によって内部反応が進み、発煙・発火・破裂に至るおそれがあります。
便利なアイテムですが、高温下に置くのは危険。夏場の車内には絶対に残さないよう気を付けてください。

NGその2.アルコールスプレー

アルコールスプレー出典:stock.adobe.com

除菌用のアルコールスプレー、車の中に常備していませんか? 感染予防や手指の消毒用としてあると便利ですが、車の中に置きっぱなしにするのはリスクしかありません。
アルコールは揮発性が非常に高く、温度が高い環境だと気化が進みます。ガスがボトル内で膨張すれば、圧力に耐えきれず破損や漏えい、噴出、発火の危険もゼロではないんです。
気化したアルコールが車内に充満すれば、静電気やライターが引火源になり火災が発生することも……。アルコールは便利な反面、40℃以上が想定される車内で保管するのはとても危険。置きっぱなしは避け、その都度持ち歩くよう意識しましょう。

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NGその3.スプレー缶

スプレー缶出典:stock.adobe.com

夏は、冷却スプレーや制汗剤、虫よけスプレーなど、スプレー缶の使用が増える季節。アウトドアや屋外レジャーを楽しむ機会が増えると、おでかけにスプレー缶を持っていくこともあるでしょう。
しかし、スプレー缶を車に置き去りにするのはNG! エアゾール缶は40℃以上になる場所に置かないことが基本。自動車の窓近くや直射日光下、夏の車内は破裂のおそれがあり厳禁です。缶表示の注意書きに従い、車内に置かないようにしましょう。

夏の車内には置かない習慣を

車内に“うっかり”置き去りにしたばかりに、事故にあったり命が危険にさらされる……。こういったリスクは絶対に避けたいものです。夏の暑さが過酷なのは、人だけでなく“もの”にとっても同じこと。安全なドライブ・レジャーを楽しむためにも、車内に置くと危険なものを把握しておきましょう。

※参考
いわき市消防本部「真夏の炎天下 車内に置きっぱなしは危険です!」
https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1658796267826/index.html
NITE「真夏の製品事故アラート」
https://www.nite.go.jp/data/000154934.pdf?utm_source=chatgpt.com

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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