「ブレーカー」に埃がごっそりかも…。意外と忘れがちな場所の簡単お手入れ術「気にしてなかった」

家のこと

2025.08.16

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日を安心して過ごすために欠かせない「ブレーカー」。家の配線や電気機器に異常が起きたときに活躍してくれる、家の電気の見張り役です。でも、そんなブレーカーの掃除って……いつしましたか? 実はブレーカーまわりにはホコリが溜まりやすく、放っておくとトラブルの原因にもなるんです。普段は見過ごしがちな場所だからこそ、この機会にぜひチェックしてみましょう!

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ブレーカーのホコリは事故のもと

ブレーカーはホコリが積もりやすい

ブレーカー付近はホコリがたまりやすい場所です。そのままにしておくと湿気と合わさり、漏電や誤作動の原因になることがあります。特に湿度が上がる梅雨〜夏場や、結露しやすい冬場は要注意。分電盤のふたの隙間から内部にホコリが侵入し、スイッチの動きが鈍くなる、遮断機が正常に作動しなくなるなどの不具合につながる可能性もあります。

ブレーカーのお手入れ方法

ふたを開けたブレーカー

頻繁に掃除する必要はありませんが、季節の変わり目や年末の大掃除など「年に2〜3回」を目安にブレーカー周辺のホコリチェックをしましょう。

掃除に使うクイックルハンディ

用意するのは、クイックルハンディなどの吸着モップ1本でOKです。

手順1.スイッチまわりのホコリを取り除きます

スイッチのホコリを取り除く

まずは、スイッチまわりのホコリから取り除きます。クイックルハンディを滑らせると、溜まった汚れがスッキリ落ちますよ。スイッチまわりは外側と比べてホコリが少なめ。掃除効率をアップするためにも、ホコリが少ない場所から先に行ってください。

手順2.カバーのクイックルハンディを滑らせて、ホコリを吸着します

カバーのホコリを取り除く

カバーはホコリが溜まりやすいので、クイックルハンディでしっかりと取り除きましょう。ブレーカーの汚れが落ちたら終了です。

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分電盤の中はお手入れしないで

実はブレーカーまわりにはホコリが溜まりやすく、放っておくとトラブルの原因にもなるんです。ふだんは見過ごしがちな場所だからこそ、この機会にぜひチェックしてみてください。
ただし、分電盤のふたを開けて中に手を入れるのはNG。電気工事士などの資格を持たない人が内部を触ると、感電や火災のリスクがありますので、ブレーカーの外側とスイッチまわりのお手入れにとどめましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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