1.夏野菜の甘みが、からだにすっとなじむ
とうもろこしの自然な甘さは、夏バテぎみの身体にも心地よく届いてくれるようなやさしさがあります。
ビタミンB1や食物繊維なども含まれていて、エネルギーを効率よく使いたい夏の身体にぴったり。
冷たいものばかり食べがちな季節でも、ほっとひと息つけるみそ汁に仕上がります。
2.オクラのとろみで、胃腸にもやさしく
オクラのねばねば成分には、水溶性食物繊維が豊富。
この水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなって、すこやかな腸内環境づくりを助けてくれる存在です。
切って加えるだけで自然なとろみが出て、するすると食べやすく、胃にもやさしい仕上がりに。
暑さで食欲がない日にも、そっと寄り添ってくれます。
3.温泉卵で、満足感と栄養のバランスを
卵はアミノ酸スコア100の“良質なたんぱく源”。
中でも温泉卵は、やわらかな口当たりで消化にもやさしく、夏の疲れを感じやすい身体にうれしい存在です。
みそ汁の中でとろける黄身が、コクとまろやかさをプラスしてくれて、自然と満足感も高まります。
なんとなく不調な日にも、ゆっくり整える一杯を。
食べすぎでも食べなさすぎでも、なんだか調子が乱れる夏。
そんなときこそ、“やさしくととのえる一杯”をぜひお試しください!
とうもろこしとオクラのみそ汁 温泉卵のせ
材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
とうもろこし(加熱済み)……(小さめなら)1本
オクラ……4本ほど
温泉卵……1個
すりごま……お好みで
作り方
1 鍋にだし汁と3等分にし、実を削いだとうもろこしを入れて中火にかける。
2 沸騰したら火を弱めて斜めに切ったオクラを入れる。
3 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶きいれる。
4 器に盛って温泉卵をのせ、すりごまをかけたらできあがり。