夏の疲れにしみわたる。ビタミン・食物繊維・たんぱく質の良質な栄養をチャージして不調を整える

料理・グルメ

2025.08.25

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。暑さに疲れがたまる日こそ、やさしくて栄養のあるものを食べたくなります。今回は、夏野菜の甘みととろみを楽しむ、とうもろこしとオクラのみそ汁に温泉卵を添えました。じんわり元気になれる、そんな一杯です。

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1.夏野菜の甘みが、からだにすっとなじむ

とうもろこし出典:stock.adobe.com

とうもろこしの自然な甘さは、夏バテぎみの身体にも心地よく届いてくれるようなやさしさがあります。
ビタミンB1や食物繊維なども含まれていて、エネルギーを効率よく使いたい夏の身体にぴったり。
冷たいものばかり食べがちな季節でも、ほっとひと息つけるみそ汁に仕上がります。

2.オクラのとろみで、胃腸にもやさしく

オクラ出典:stock.adobe.com

オクラのねばねば成分には、水溶性食物繊維が豊富。
この水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなって、すこやかな腸内環境づくりを助けてくれる存在です。
切って加えるだけで自然なとろみが出て、するすると食べやすく、胃にもやさしい仕上がりに。
暑さで食欲がない日にも、そっと寄り添ってくれます。

3.温泉卵で、満足感と栄養のバランスを

温泉卵出典:stock.adobe.com

卵はアミノ酸スコア100の“良質なたんぱく源”。
中でも温泉卵は、やわらかな口当たりで消化にもやさしく、夏の疲れを感じやすい身体にうれしい存在です。
みそ汁の中でとろける黄身が、コクとまろやかさをプラスしてくれて、自然と満足感も高まります。
なんとなく不調な日にも、ゆっくり整える一杯を。

食べすぎでも食べなさすぎでも、なんだか調子が乱れる夏。
そんなときこそ、“やさしくととのえる一杯”をぜひお試しください!

とうもろこしとオクラのみそ汁 温泉卵のせ

とうもろこしのみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
とうもろこし(加熱済み)……(小さめなら)1本
オクラ……4本ほど
温泉卵……1個
すりごま……お好みで

作り方

1 鍋にだし汁と3等分にし、実を削いだとうもろこしを入れて中火にかける。

とうもろこし

2 沸騰したら火を弱めて斜めに切ったオクラを入れる。

オクラ

3 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶きいれる。

みそ

4 器に盛って温泉卵をのせ、すりごまをかけたらできあがり。

とうもろこしのみそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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