NGその1.50℃以上のお湯を使う
一般的に、どんな汚れもお湯の方が落ちやすいです。でも、洗濯槽クリーナーの場合は要注意。塩素系のクリーナーは、水とお湯どちらを使っても洗浄効果はほとんど変わりません。それどころか、熱湯を使うと有効成分が分解され、かえって洗浄力が落ちるおそれがあるため避けましょう。
市販の洗濯槽クリーナーは種類によって適温が異なります。塩素系クリーナーは常温(20-25℃程度)が最適で、酸素系クリーナーは30〜40℃のぬるま湯が効果的です。どちらのタイプも50℃以上の高温では効果が低下する可能性があるため、洗浄効果を最大限に発揮させるためにも、各製品の推奨温度を守って使用しましょう。
※製品によって適切な温度が異なるため、必ず取扱説明書を確認してください。
NGその2.十分に時間を置かない
洗濯槽クリーナーは、つけ置きすることで効果を発揮する洗剤もあります。短時間ですすいでしまうと、汚れがしっかり剥がれきらないうちに流れてしまうこともあるため注意が必要です。
ただし、ジョンソン社の塩素系洗濯槽クリーナーのように、一部「つけおきの必要がない製品」もあります。お手入れ前に必ず洗剤の注意事項を確認して、つけ置き時間について確認しておくと安心です。
NGその3.洗濯洗剤の投入口から入れる
洗濯槽クリーナーを洗濯洗剤用の投入口に入れるのはちょっと待って! 洗濯槽クリーナーは、洗濯槽内に直接入れて使う使用方法が主流です。そのため、正しい使い方をしないと、洗濯槽がそれほどキレイにならなかったり詰まりを引き起こしたりするおそれがあります。
まずはお使いの洗濯機の取扱説明書や洗濯槽クリーナーの使い方を確認して、正しい手順で行いましょう。
自己流の使い方は避けて!
洗濯槽クリーナーは、正しく使えばニオイやカビ対策にとても有効なアイテムです。しかし、間違った使い方をすると、キレイにしたつもりが実は汚れを落としきれていないこともあります。
今一度使い方を見直して、正しい方法でキレイな洗濯槽をキープしましょう。
※各製品の取扱説明書を必ずご確認の上、メーカーの指示に従ってご使用ください
※使用時は十分な換気を行い、他の洗剤との混用は避けてください
※ドラム式洗濯機では使用できない製品もありますので、対応機種をご確認ください