2つの食材のみ!ビタミンC・ミネラルたっぷり“夏の新定番”にしてほしい簡単レシピ「レンチンで作れる」

料理・グルメ

2025.08.21

時短料理家の田内しょうこです。冷蔵庫にある定番食材で作る、“ふたつでおいしいふだんごはん”をご紹介します。今回の材料は、鶏ひき肉とゴーヤだけ。ゴーヤが好きな人にはたまらない一品です。ごはんにかけてもおいしいんです!※調味料の数は食材に含めていません。

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鶏ひき肉×ゴーヤ。夏の苦味を、後引く一品に

夏のおなじみ野菜、ゴーヤ。
独特の苦味は好き嫌いが分かれるところですが、ビタミンCやミネラル、食物繊維をたっぷり含む栄養満点の野菜なんです。
クセが強い分、熱狂的なファンも多いですよね。わたしもその一人です!

ゴーヤ好きの友人たちに紹介したところ、みんな「リピートしてる!」という自慢のスペシャルレシピ。
ゴーヤ好きのみなさん、ぜひぜひ試してみてくださいね。

材料

暑い日には、ゴーヤも電子レンジで。
「ひと手間」を守って作れば、必ずおいしく作れます。

おいしいのひと手間1・味は肉にしっかりつける

大切なポイントひとつめが、「味は肉にしっかりつけること」

プロセス1

全体にかけると、ぼんやりとした味になりがち。
肉にしっかりと下味をつける工程が、レンチン調理では重要です。

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おいしいのひと手間2・ゴーヤは種とワタごと!

プロセス2

「ゴーヤは種とワタごと」も大切なポイント。

ゴーヤの種とワタにもビタミンCやミネラルがたっぷり含まれ、夏バテ予防にもぴったり。苦味はさほど強くなく、食べやすいので、ぜひこのまま切って食べてみてください!

ただ、種は少し食感が残ります。どうしても気になる方は、種とワタをとりのぞいてから切ってくださいね。

ゴーヤのピリ辛そぼろ煮(調理時間10分)

完成イメージ

材料(4人分)

鶏むねひき肉……150g

ゴーヤ……大1本(約250g)

<調味料>

しょうゆ……大さじ1.5

みりん……大さじ1.5

豆板醤……小さじ半分

作り方

1  ゴーヤは種とワタを残したまま1cm厚さの輪切りにする。(おいしくなる重要な工程!)大きいものは半分に切ってから輪切りに。種が気になる方は取り除いてください。

工程1

2 耐熱ボウルに鶏むねひき肉を入れ、しょうゆとみりんをかける。

工程2

3  鶏むねひき肉と調味料をよく混ぜ合わせ(おいしくなる重要な工程!)、ボウルの中で厚さが均一になるよう広げる。

工程3

好みで豆板醤を加える。

工程3-2

4  輪切りにしたゴーヤを加えて、ラップをかけて600Wの電子レンジで4分(500Wの場合は4分50秒)加熱する。

工程4

5  取り出して全体をざっくりと混ぜ、再度ラップをかけて2分加熱する。

工程5

苦味が後引く、大人のおいしさ

完成2

ゴーヤは「しゃっきり苦味」が魅力。太めに切り、歯応えが残るくらいに火を通します。
ゴロッと仕上げたそぼろとの食感のメリハリも「おいしい」のポイントです。

完成2-2

ゴーヤを半分に切って作ると、そぼろとなじんでまたおいしい。
お好みでお試しください。

完成2−3

ごはんに汁ごとかけるのもおすすめです!

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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