要注意!シンクに黒カビが発生する“NG習慣”3つ「よくやってた…」「もう後回しにしない」

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2025.09.08

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。シンクの黒カビやぬめりを見ると、こまめに磨いているのに「また出てきた……」とがっかりしませんか? シンクの黒カビは、“いつもの行動”が原因かもしれません。ここでは、シンクに黒カビができる「3つのNG行動」をご紹介します。

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NGその1.洗剤の泡が残ったまま放置

洗剤の泡が残ったシンク出典:stock.adobe.com

食器洗いの仕上げで、泡を流し切らずに終わっていませんか? 泡が残ると水膜や汚れが再付着しやすく、油・食べカスを栄養源として黒カビが発生しやすくなります。
とくに排水口まわりは蓄積しやすく、悪臭や詰まりの原因にもなります。食器洗いやシンクの掃除が終わったら、しっかりと水を流して洗剤の残留を防ぎましょう。
夜は仕上げのひと拭きで水滴を取り除くと、水あかやぬめりが発生しにくくなります。

NGその2.見える部分だけ掃除して満足する

黒カビが生えたスポンジラックの裏出典:stock.adobe.com

シンク表面はピカピカでも、スポンジラックの裏・排水口フタの裏・ゴミ受け・トラップなどの“隠れゾーン”に汚れがたまりがち。
ここは汚れや水分がたまりやすく、栄養と湿度がそろうため、カビや雑菌が繁殖しやすい場所です。週1回を目安に、外せるパーツを外して台所用中性洗剤でお手入れしましょう。見えないところを定期的にお手入れすると、シンク全体が清潔になります。

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NGその3.生ゴミの処理を後まわしにする

生ゴミの処理を後回しにする出典:stock.adobe.com

濡れた生ゴミは水分+有機物が豊富で、湿度が高いほど微生物が増えやすい環境です。三角コーナーに溜めっぱなしは、臭い・ぬめり・黒カビの温床になります。
生ゴミはその都度捨てて、しっかり水気を切ることが大事。新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋などに入れて密閉しましょう。
暑い時期は、生ゴミを一時的に冷凍して可燃ごみの日に出すのもおすすめです。
※生ゴミの冷凍保存を行う場合は、密閉容器を使用し、他の食品との接触を避けてください。

黒カビの発生を減らそう

どんな汚れにも、必ず発生・繁殖の原因があります。シンクの黒カビは、汚れと水分を残さないくふうと定期的なお手入れ習慣で改善しましょう。

※中性洗剤は軽度のカビ汚れには効果的ですが、根深いカビや広範囲のカビには専用のカビ取り剤をご使用ください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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