教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社さん
創業140年以上の技術、豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。
トイレ掃除の負担を減らす”5つのコツ”
前回の記事では、「トイレを清潔に保つための”トイレ掃除の頻度”」についてお伝えしました。
トイレは、汚れが蓄積しやすく、掃除を先延ばしにすると深刻なトラブルを招いてしまうことがあります。理想はこまめな掃除ですが、実際には忙しくて難しい場合も多いですよね。
そこで今回は、トイレ掃除の負担を減らすために日頃からできる5つの対策をご紹介します。
便座のフタを閉めてから流す
トイレの使用後は、便座のフタを閉めてから水を流すようにしましょう。
使用後に流す水には勢いがあり、目には見えない水しぶきが飛んでいます。この水しぶきには尿や便の成分、菌が含まれているため、床や壁などに飛び散ると、掃除の頻度が増える原因になります。
湿気対策をする
トイレの湿気対策も、トイレ掃除の負担軽減につながります。湿気が多いとカビや菌が繁殖しやすく、汚れの原因になってしまうのです。トイレ内に湿気を溜めないために、日頃からできる「簡単な湿気対策」は以下の3つです。
- トイレの換気扇をONにする
- 使用時以外は便座のフタを閉める
- トイレの窓を開ける
トイレに窓がない場合は、ドアを開けて換気するのも効果的です。
必要なもの以外は置かない
トイレ内に余計なものを置かないのも、トイレ掃除の負担を減らすポイントです。
置いたものに汚れやホコリが付着すると、掃除に余分な手間が掛かります。さらに、物が多いと床や棚を掃除しずらくなり、汚れを見落とす可能性も高まります。
トイレに置きがちなトイレットペーパーのストックやカレンダーなどの紙製品は、置いておくことでニオイが移りやすい点にも注意が必要です。
トイレ内に掃除用具を置いている方も多いと思いますが、道具自体にも汚れがつき、管理が手間になることも。必要なものを厳選し、収納方法も工夫しましょう。
ブラシ不要のトイレクリーナーを使う
便器の汚れを落とすため、長い柄の付いたトイレブラシを愛用している人も多いでしょう。
しかし、トイレ掃除の負担を減らすには、ブラシではなく専用洗浄剤の使用がおすすめです。洗浄剤は便器の水たまり部分に入れるだけで、便器内の黒ずみや黄ばみをしっかり落とすことができるため、面倒なこすり洗いが不要になります。
トイレブラシは使用後の手入れやブラシ自体の衛生管理が必要ですが、洗浄剤ならその手間は掛からず、短時間で簡単に便器内の掃除が完了します。
トイレ用の芳香洗浄剤を使う
トイレ用芳香洗浄剤の活用も、掃除の負担を減らすのに効果的です。トイレタンクの手洗い部分に芳香洗浄剤を設置すると、水を流すたびに便器内を自動で洗浄し、黒ずみや黄ばみ、ニオイなどを抑える効果があります。
このタイプの洗浄剤は便器の裏まで洗浄成分が行き渡るため、汚れの付着を抑え、掃除の負担や手間を軽減します。
汚れない工夫を心がけよう
トイレを定期的に掃除することで、尿石の固まりによる汚れの落ちにくさや、悪臭、菌の増殖、トイレ設備の劣化などのリスクを減らせます。
ただ、できれば掃除の手間は減らしたいもの。トイレ掃除の時間を短縮し、汚れを効率的かつ効果的に落とすため、今回ご紹介した5つのコツを参考に、日頃から汚れを溜めない工夫を心がけましょう。





