「みそ汁」にいれると胃腸がととのう“薬味”と“旬の食材”とは?

料理・グルメ

2025.09.23

夏の冷房や冷たい飲み物で自律神経が乱れたまま秋を迎えると、寒暖差で体がついていけず、だるさ・食欲不振・胃腸の不調が出やすくなると言われています。これが「秋バテ」と呼ばれるもの。そんな時こそ、体を温めて胃腸を整えるおみそ汁が心強い味方です。今回は、薬味のしょうがと長ねぎに旬のまいたけをプラスした、秋バテ対策みそ汁をご紹介します。

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秋バテに効く!食材のポイント

薬味出典:stock.adobe.com

夏の冷えと疲れが出るこの時期。体を穏やかに温めてくれる「薬味」は、秋バテで弱りがちな胃腸をやさしく支えてくれる存在。

養生みそ汁に加えることが、体を芯から温める大切なポイントとなります。

しょうが

生姜出典:stock.adobe.com

「ジンゲロール」や「ショウガオール」などの辛味成分が血流を促進し、体を内側から温めます。
冷えやだるさを和らげ、消化液の分泌を助けるため、食欲不振にも効果的。

長ねぎ

長ネギ出典:stock.adobe.com

「アリシン」という成分が胃腸の働きを助け、血行促進や抗菌作用も。
季節の変わり目の風邪予防や疲労回復にも役立つかもしれません。

まいたけ

舞茸出典:stock.adobe.com

βグルカンや食物繊維が豊富で、腸内環境を整えて免疫力をサポート。
疲労回復や体のだるさ改善にも効果が期待できます。

みそ

みそ出典:stock.adobe.com

発酵食品として乳酸菌や酵素を含み、腸内環境を整えて弱った消化を助けます。
たんぱく質やビタミンB群も補えるため、栄養補給にも最適です。

しょうがと長ねぎのみそ汁 (調理時間:10分)

生姜と長ネギのみそ汁

材料(2人分)

・しょうが‥‥‥‥‥‥‥1片(薄い千切り)
・長ねぎ‥‥‥‥‥‥‥‥2分の1本(斜め薄切り)
・まいたけ‥‥‥‥‥‥‥4分の1パック(小房に分ける)

・水 (もしくはダシ汁)‥‥400ml
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1.5~2
・ごま油‥‥‥‥‥‥‥‥少々(香り付け用)

作り方

1. 材料をカットしておく。

みそ汁の材料

2. 鍋に水を入れ、しょうがとまいたけを加えて火にかける。

鍋のしょうがとネギ

3. 沸騰したら長ねぎを加え、3分ほど煮る。

鍋で煮る

4. 火を止め、みそを溶き入れる。

5. 器に盛り、お好みでごま油を垂らして完成。

完成

美味しいポイント

生姜出典:stock.adobe.com

・ 生姜は薄い千切りにすることで香りが立ち、体をより温めます。
・ みそは最後に溶き入れ、沸騰させないことで風味を活かしましょう。

体の中からじんわり温まり、胃腸を整えるので、食欲やエネルギーの低下を感じる秋バテにぴったりの一杯です。無理せず、体をいたわりながら、秋を元気に過ごしましょう。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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