知らなかった。「アルミホイル」に裏表はある?意外と知らない常識「ツヤツヤが表だと思ってた!」

家のこと

2025.10.06

日々のお料理で「アルミホイル、どっちの面を使ったらいいのかな?」と迷ったこと、ありませんか。光沢のあるツヤツヤ面、マットで光沢の抑えた面……。そもそもアルミホイルに裏表はあるのでしょうか。ここでは、意外と知らない“アルミホイルの常識”についてお伝えします。

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じつは「裏表」はない

普通のアルミホイルには裏表がない

アルミホイルは、極めて薄いアルミの箔を2枚重ねてローラーで圧延する製造方法でつくられています。

ピカピカの面

このとき、ローラーに直接あたっていた面が、ピカピカの光沢面に。

マットな面

重なっていた方が、光沢が抑えられたマットな面になります。

見た目は異なっても、裏表はない

このように見た目・触り心地の違いはありますが、素材は同じもの。アルミホイルには表と裏がなく、実際にはどちらの面を使っても問題ありません。

一部の製品は裏表がある

コーティング加工あるアルミホイルには裏表がある

ただし、最近は用途に応じて“加工”が施されているホイルもあります。こういったアルミホイルは、加工がある面/ない面で機能が異なるため、「裏表」の使い分けが必要です。

1.フライパン用アルミホイル

食材がくっつきにくくなる、シリコーン加工が施されている「フライパン用アルミホイル」。フライパンに敷くと汚さずこびりつきも防げる、便利なアイテムです。
しかし、加工は片面だけなので、裏表どちらでも使えるわけではありません。ツヤの有無で判断せず、パッケージに記載されている使い方を確認しましょう。

2.黒いアルミホイル

外側を黒く印刷したタイプは、熱をより効率よく吸収・利用できるように設計されています。包み焼きや焼き芋などで、早くこんがり焼けるのが特徴です。
このタイプは、黒印刷された面を外側にすることで熱吸収を活かせるため、黒い面を内側にすると、その特性が十分発揮されないことがあります。

3.おにぎりを包むためのアルミホイル

おにぎり専用ホイルは、アルミと吸湿紙を組み合わせ、さらに抗菌加工がされています。内側に吸湿紙を貼ることで、水分がこもりすぎず、おにぎりがべちゃつかないようくふうされています。そのため、面を反対にすると本来の効果を発揮できません。

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無加工のアルミホイルは両面使える

普通のアルミホイルなら、ツヤ面でもマット面でも機能に差はなく、どちらを使ってもOKです。
ただし、コーティングが施されているアルミホイルは例外。最近は加工された商品も増えていますので、パッケージの説明をよく見て正しい使い方を判断しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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