冷凍庫についた霜がなかなか取れない……
冷凍庫の内側についた霜が取れずに困ったことはありませんか? 白く固まった霜が付着して食材の袋が取り出しにくくなると結構なストレスになるもの。さらに、霜が庫内の壁や棚にびっしりと広がってしまうと冷気の流れが悪くなり、冷凍効率が落ち、電気代がかさむ原因になる可能性もあります。
そこで今回は、冷凍庫に霜がつくのを防ぐ裏ワザを試してみました。
冷凍庫に霜がつくのを防ぐ方法
庫内の壁に食用油を塗っておくだけ
冷凍庫の霜を防ぐ方法は、庫内の壁に食用油を薄く塗っておくことです。
清潔な布やキッチンペーパーに油を少量含ませ、庫内の壁や霜がつきやすい部分にサッと塗り広げます。
この油膜がコーティングとなり、霜がつきにくくなるそう。もし霜ができてもサッと剥がせるので、お手入れがぐんと楽になりますよ。
冷凍庫の霜対策に使う食用油は、家庭にあるサラダ油やこめ油、オリーブオイルなどで十分です。ただし、粘度が高い油を使うとベタつきが残りやすく、庫内のにおい移りの原因にもなるため注意しましょう。無臭でさらっとした油を選ぶことをおすすめします。
実際に試してみると……
油を塗る前
油を塗る前は、冷凍庫の内側の壁についた霜が白くなり、食品の袋がくっついて取り出しにくくなるのが悩みでした。外からは庫内の食材が霜に覆われて見えにくく、何がどこにあるのか探すのに時間がかかります。
油を塗った後
油を薄く塗ってからは、冷凍庫の壁に霜が固まることが減り、見た目もすっきり。少し霜がついても軽く手で剥がせる程度なので、食品が袋ごとくっつくストレスもなくなりました。
庫内がきれいに保たれているおかげで、中にどんな食材が入っているか一目でわかり、探す手間も省けます。
注意点
- 冷凍庫内に食用油を大量に塗ると、ベタつきやにおい移りの原因になることがあるため注意が必要です。ごく少量の油を薄く伸ばすように塗りましょう。
- 今回の方法は完全な霜の防止策ではないため、定期的な霜取りは必要です。あくまで家庭でできる簡易な工夫として取り入れ、異常を感じたらすぐに中止してください。
- すべてのメーカーや製品に当てはまる方法ではありません。ご使用前に取扱説明書をご確認のうえ、問題がない場合にお試しください。