「みそ汁」にいれると体がととのう。“食物繊維”と“ビタミンC”を含む旬の野菜とは?「秋バテに効く!」

料理・グルメ

2025.10.03

夏の暑さから解放されるはずの秋に、「だるい」「やる気が出ない」「食欲がない」といった症状が続くことがあります。これがいわゆる「秋バテ」です。原因は、冷たいものの摂りすぎやエアコンによる冷えで疲れた胃腸機能の低下、そして日中と夜の寒暖差による自律神経の乱れ。そんなときにおすすめしたいのが、サツマイモと小松菜を使ったみそ汁です。

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秋バテ解消の秋野菜

秋出典:stock.adobe.com

夏の疲れが残り、涼しくなってきたこの季節。なんとなくだるい、食欲が出ない、体が重い…そんな症状は「秋バテ」のサインかもしれません。

毎日の食事に、体をやさしく整えてくれる秋の野菜を取り入れて、元気をチャージしてみませんか?

「サツマイモ」の秋バテに効く効能

さつまいも出典:stock.adobe.com

1. 長く続くエネルギー源
  
ゆっくりと吸収される糖質で、持続的にエネルギーを補給。体を動かしやすくしてくれます。

2. 内環境を整える
  豊富な食物繊維が腸内環境を整え、便秘の予防にも最適。

3. れと美容に効く
    加熱に強いビタミンC※が、疲労回復や美肌のサポートに役立ちます。
  ※サツマイモのビタミンCはデンプンにより、加熱しても壊れにくいという特徴があります。    

「小松菜」の秋バテに効く効能

小松菜出典:stock.adobe.com

1. 疲れをやわらげる
    鉄分とカルシウムが豊富で、疲労感やだるさの軽減。 骨や歯の健康維持にも役立ちます。

2. 免疫力のアップ
    ビタミンCを多く含み、鉄分の吸収を助けて貧血予防や免疫力アップをサポート。

3. 不調の予防
    βカロテンの抗酸化作用が、夏の疲れが残る体を整え、秋の季節変わりの不調予防に。
    ※ 小松菜は緑黄色野菜の中でもビタミンCとカルシウムが豊富。秋冬の免疫対策に役立ちます。

みその発酵パワー

みそ出典:stock.adobe.com

みそは発酵によって生まれるうま味成分やアミノ酸を含み、食事に取り入れることで食欲をサポートする働きが期待されます。
また、発酵食品全般に見られる特徴として、腸内環境のバランス維持に役立つ可能性があるともいわれています。

サツマイモと小松菜のみそ汁 (調理時間:8分)

サツマイモとほうれん草のみそ汁

材料(2人分)

・サツマイモ……小1本(約100g)
・小松菜……2分の1束
・しめじ……30g

・水 (もしくはだし汁)……400ml
・みそ……大さじ1と2分の1〜2

作り方

1. 小松菜は3cm幅にざく切り、しめじは手でほぐしておく。

2. サツマイモは皮ごといちょう切りにする。(アクが出るので鍋に入れる直前に切る)

材料カット

3. 鍋に水としめじを入れて火にかける。

しめじを煮る

4. 沸いたらサツマイモを入れ、中弱火で3分ほど煮る。

サツマイモを煮る

5. 小松菜を加えて1分ほど煮る。

小松菜を煮る

6. 火を止め、みそを溶き入れる。

できあがり

美味しいワンポイント

・ 小松菜は最後に加えて、シャキッと食感を残すのがコツ。
・ サツマイモは、弱めの火でコトコト煮ると崩れにくい。

秋バテで「なんとなくだるい」「食欲がない」と感じるとき、旬の野菜を取り入れたみそ汁は心身を整えてくれる一杯になります。

サツマイモの甘みと小松菜の爽やかさを味わいながら、ぜひ秋の養生に取り入れてみてください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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