冬の静電気トラブル対策
出先で、スカートがタイツやストッキングがまとわりついて歩きにくい経験はありませんか? 寒い季節によくあるこの悩みの主な原因は「静電気」です。
静電気は一年を通して発生しますが、冬場は特に強く感じられます。その理由は「乾燥」と「摩擦」です。今回は、肌のうるおいを守りながら静電気を防ぐ方法をご紹介します。
スカートの張り付き対策は“ハンドクリーム”で

今回は、ハンドクリームを使ってタイツとスカートの摩擦を軽減する方法を紹介します。
用意するのは次の3点です。
- ハンドクリーム
- スカート
- タイツまたはストッキング
やり方はシンプル。タイツの表面にハンドクリームを少量なじませることで、スカートのまとわりつきが軽減されます。
ただし、ナイロンなどの合成繊維は帯電しやすく、ハンドクリームの成分や量によっては色ムラやシミが生じることがあります。必ず目立たない箇所で試してから使用してください。
実際に試してみた結果
本当に効果があるのか、筆者が試してみました。
before
こちらがハンドクリームなしの状態です。

after
次にハンドクリームを塗った状態です。


このように、筆者の体験ではハンドクリームを少量塗るだけで、スカートがタイツから自然に離れました。
これまでスカートスタイルの際には静電気防止スプレーを持ち歩いていましたが、ハンドクリームをポーチに入れておけば、すぐに対応できます。応急処置として覚えておくと便利ですね。
静電気を防ぐことは乾燥対策にも
専門家によると、湿度や水分がある環境では静電気は起きにくいそうです。冬は外気が乾燥しているうえ、暖房の影響で室内もカラカラです。
そこでおすすめなのが「こまめな保湿」です。ハンドクリームを使えば、手も同時に保湿でき、まさに一石二鳥です。この冬は「保湿しながら静電気を防ぐ」ことを意識して、快適に過ごしてみませんか?
※筆者の体験に基づく感想です。素材・衣類の種類・状態によって効果が変わる可能性があります。


