「私ばかり頑張っている」と感じる理由
家事も仕事も子育ても、毎日やることが多すぎると心が追いつきません。無意識のうちに「私がやらなきゃ」と自分を苦しめていませんか? 責任感が強くなるほど、周りに頼りにくくなったり夫との負担差を感じやすくなったりします。無理して頑張ることが当たり前になると、感謝よりも不平不満が大きくなる一方です。小さな不満が積み重なると、自己否定から自己肯定感の低下に向かいやすくなるので、まずは自分を労わる時間を持ちましょう。
「頑張りたい自分」と「休みたい自分」を否定しない考え方
「家族のために頑張りたい」「本当はゆっくり休みたい」どちらも大切な心の声です。「できる日」と「できない日」があるのは、当たり前だと受け入れることから始めましょう。何でも完璧にこなすのではなく、自分の中にある基準やルールをゆるめると、心が楽になります。頑張っている自分に目を向けて、つらい日は「今日はここまで」と決めて休むのも大切です。
いつも頑張っている自分にやさしくする3つの方法
ここからは、心身の負担を少しずつ軽くする方法をご紹介します。少しずつで良いので、できそうなものからぜひ取り組んでみてください。
気持ちを書き出して客観視する
自分がどうして「私ばかり頑張っている」と感じるのか、短い言葉でも良いので書き出してみましょう。「夫が自分から動いてくれない」「私には好きなことをする時間がない」など、思いつくまま書き出すことが大切です。書き出すと頭の中だけで考えているモヤモヤが整理されます。事実と感情をマーカーで色分けするのもおすすめです。
小さな休息を意図的にとる
3分だけ深呼吸したり温かい飲み物でひと休みしたり、心と体を休める時間を意識的に作ってあげましょう! 家事の合間に5分だけ椅子に座る時間を作って、一息つくのもおすすめです。短い時間の休憩でも、呼吸が整うのでリラックスできます。1日の予定の中に「休む時間」を入れて、意識的に休むようにすると良いでしょう。適度に休憩を入れながら活動する方が、集中力が続き、効率がも上がりますよ。
自分にねぎらいの言葉をかける
寝る前に「今日も頑張った」と声をかけたり、朝に「今日の私も素晴らしい」と気分を上げたりしてみましょう。「できなかった自分」ではなく「頑張っている自分」を褒めてあげることが大切です。言葉は心の栄養にもなるので、前向きな発言が自己肯定感をどんどん育ててくれますよ。
毎日、本当にお疲れ様です。家族や生活、周りのために頑張っているあなたはとても輝いています! まずは自分を大切にする時間をとって、頑張りを認めるところから始めてみてください。