1. 片付けの目的を「時間を生み出すこと」にする
多くの人は「部屋をきれいにしたい」と思って片付けを始めます。
しかし、片付けの本当の目的は「無駄な時間を減らすこと」です。
例えば
- 探し物をする時間(年間150時間以上とも言われています)
- モノを避けて掃除する時間
- 収納を増やすために働く時間
こうした「無駄な時間」を減らすことで、時間を生み出し、本当にやりたいことに時間を回せます。
2. 「使う時間」を基準にモノを減らす
片付けの基準は「使えるか」ではなく、「使う時間があるか」で考えると、モノの取捨選択がしやすくなります。
例えば
- 1年使っていないもの → 今後も使う“時間”がない
- 「いつか使う」は「いつまでも使わない」
時間を生み出す片付けでは、「空間」ではなく「時間軸」でモノを選んでいきます。
3. 「動線」を意識して配置する
モノの置き場所を変えるだけで、時間を節約することができます。
例えば
- カギ・財布・スマホを玄関近くの一カ所にまとめる → 朝の5分短縮
- よく使う調味料をコンロ横に → 料理時間が10〜15%短縮
- 書類を「すぐ使う」「保管」「捨てる」に3つに分類→ 管理時間半減
日々の暮らしの中で時間が思っている以上にかかっていることがないか、俯瞰して見直してみましょう。
4. 「片付け時間」をスケジュールに組み込む
一気に片付けようとすると挫折します。
「毎日15分」「週1回30分」と決めることで、時間を生む仕組みに変えていきましょう。
おすすめは「夜のリセット5分」。
→ 翌朝、探し物ゼロ・ストレスゼロでスタートできます。
5. デジタル空間も「時間泥棒」になる
スマホやPC内のデータも、物理的な空間と同じように考えましょう。
例えば
- 通知をオフにする
- ファイル名・フォルダを整理
- SNS・メールチェック時間を決める
これだけで「1日30分の時間」を取り戻すことができます。
6. 片付けの最終ゴールは「自動化」
片付けの仕組みを作れば、もう“片付ける必要がない”状態になります。
- 「使ったら戻す」を徹底できる定位置化
- 家族も迷わないラベリング
- 定期的なリセットをスケジュール化
片付いた空間を維持するのに時間がかからない状態こそ、時間を生み出す片付けの仕組みです。
片付けに悩む時間こそ、手放すべきものです。
時間を生み出す片付け術についてご紹介しました。限りある時間を、クリエイトする意識がとても大切です。より豊かに自分時間を充実させるためにも、是非片付けに取り組んでみてください。