1.タイルの目地
黒カビがないように見えても、黒カビの胞子が潜んでいることがある「タイルの目地」部分。タイルの間の白い目地は水分や汚れが残りやすく、カビが好む環境がそろっています。見た目が白くても、カビがじわじわと育つおそれがあるため注意が必要です。
「まだ白いから大丈夫」と安心せず、こまめにカビキラーでお手入れすると目には見えないカビ対策になります。
2.壁・床の四隅
お風呂の壁と床が交わる四隅も、カビの要注意スポット。汚れが溜まりやすいうえに乾きにくいので、放っておくとカビがどんどん繁殖します。
「この前掃除したし……」と安心せずに、カビが生えていない状態でもこまめにお手入れする習慣をつけましょう。
3.排水口・排水口のふた
つい見て見ぬふりをしてしまうのが、排水口まわりです。ふたの裏側には、髪の毛や石けんカス、皮脂汚れがたまり、湿気がこもりやすいんです。ここはまさに、カビにとって快適な環境そのもの。
見た目はきれいでも、ふたの裏や奥で黒カビが育ち始めていることも少なくありません。掃除を継続しつつ、カビが生える前にこまめにお手入れしましょう。
見えないカビもしっかり対策
カビが見えなくても、カビ菌はすでに定着して成長を始めている可能性があります。頑固なカビになる前にカビキラーで対策をすると、後の掃除がぐんとラクになります。
※カビキラーには、カビを防止する効果はありません。予防ではなく、目には見えないカビに対する対策として有効です。
※カビキラーを使用する際は、必ず換気を行ってください。手袋や眼鏡を装着し、目・皮膚への飛び散りを防ぎましょう。



