頑固なカビに育つ前に…。「カビキラー」で対策したい“お風呂場の黒カビ”スポット3つ

家のこと

2025.11.13

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂掃除の定番洗剤と言えば「カビキラー」。しかし、すでに生えた黒カビの除去だけに使うのはもったいないです! じつは、目には見えないカビの対策にも活用できます。ここでは、カビキラーで黒カビ対策しておきたい、「カビが生えやすい3つのスポット」をご紹介します。

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1.タイルの目地

タイルの目地部分出典:stock.adobe.com

黒カビがないように見えても、黒カビの胞子が潜んでいることがある「タイルの目地」部分。タイルの間の白い目地は水分や汚れが残りやすく、カビが好む環境がそろっています。見た目が白くても、カビがじわじわと育つおそれがあるため注意が必要です。
「まだ白いから大丈夫」と安心せず、こまめにカビキラーでお手入れすると目には見えないカビ対策になります。

2.壁・床の四隅

床の隅の部分出典:stock.adobe.com

お風呂の壁と床が交わる四隅も、カビの要注意スポット。汚れが溜まりやすいうえに乾きにくいので、放っておくとカビがどんどん繁殖します。
「この前掃除したし……」と安心せずに、カビが生えていない状態でもこまめにお手入れする習慣をつけましょう。

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3.排水口・排水口のふた

排水口のふた出典:stock.adobe.com

つい見て見ぬふりをしてしまうのが、排水口まわりです。ふたの裏側には、髪の毛や石けんカス、皮脂汚れがたまり、湿気がこもりやすいんです。ここはまさに、カビにとって快適な環境そのもの。
見た目はきれいでも、ふたの裏や奥で黒カビが育ち始めていることも少なくありません。掃除を継続しつつ、カビが生える前にこまめにお手入れしましょう。

見えないカビもしっかり対策

カビが見えなくても、カビ菌はすでに定着して成長を始めている可能性があります。頑固なカビになる前にカビキラーで対策をすると、後の掃除がぐんとラクになります。

※カビキラーには、カビを防止する効果はありません。予防ではなく、目には見えないカビに対する対策として有効です。
※カビキラーを使用する際は、必ず換気を行ってください。手袋や眼鏡を装着し、目・皮膚への飛び散りを防ぎましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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