知らなかった。車の「フロントガラス」の“青いグラデーション”の正体

カルチャー

2025.12.07

最近、自家用車に乗っていたときのことです。ふとフロントガラスを見上げたら、「上の部分だけ青い」ことに気がつきました。この青いグラデーションは、じつは意味があるものだったんです。その意味とは……?

広告

正式名称は「トップシェード」

青いぼかしの正体は「トップシェード」出典:stock.adobe.com

フロントガラス上部の青くなっている部分は、正式には「トップシェード」や「ハーフシェード」と呼ばれます。見た目の印象から、「ぼかし」と言われることも。
見た目がかっこいいなど、アクセントとして色をつけられているのも理由のひとつですが、それだけではありません。この青色には、安全に運転するための役割があるんです。

陽射しを遮るため

陽射しが入り込む運転席のイメージ

フロントガラスの上部だけ青くなっているのは、運転中の陽射しをやわらげるためです。つまり、日よけとしての役割があります。
青く色をつけることで、透明なガラスよりも運転席や助手席に入り込む陽射しの強さを軽減できるんです。

車についているサンバイザー

車にはサンバイザーもついていますが、朝や夕方など太陽が低い時間帯は、トップシェードだけでもある程度の遮光ができるようになっています。

広告

トップシェードは青だけじゃない

わが家の車には青いぼかしが入っていましたが、トップシェードの色はほかにもあります。緑やブロンズなど、さまざまです。
トップシェードは車種によって非搭載のものも増えていて、後付けする場合は注意が必要。透過率など、フィルム施工に細かい基準があるため、自己判断で貼付すると車検に通らなくなるほか、違反行為となるおそれがありますので気を付けてください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る