意外と知らない「カビキラー」の“正しい使い方”3つ「勘違いしてた」「自己流はやめる」

家のこと

2025.11.24

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂場のカビ掃除に欠かせない「カビキラー」私たちにとって身近な洗剤ですが、つい“自己流”で使っていませんか? ここでは、意外と知らない「カビキラーの常識」についてご紹介します。

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カビキラーの常識その1.お風呂場が濡れたままでも使える

常識①壁が濡れたままでも使える出典:stock.adobe.com

お風呂場のカビを掃除するとき、なんとなく「濡れていると効果が半減しそう……」と思ってしまいませんか? 水気があると、カビキラーの洗剤が薄まりそうなイメージもありますよね。
しかし実際は、軽く濡れていても問題なく使えます。無理に乾かす必要はなく、表面が濡れていてもOKです。そもそも、カビキラーには成分として水が含まれているので、多少濡れていても効果に大きな違いはありません。
床や壁の水分を拭き取ったり、浴室乾燥機で湿気を飛ばしたりする手間を省けるのも、カビキラーのメリットです。

カビキラーの常識その2.ひどいカビに対しては20~30分ほど時間をおく

常識②ひどいカビに対しては20~30分置く出典:stock.adobe.com

カビキラーをスプレーしたあと、どれくらい時間を置くかは汚れのレベルによって変わります。カビは放置すると、深く根を張り頑固になるもの。長い間放っておいたひどいカビに対しては、塗布してから20~30分置くと汚れにしっかり浸透します。
ただし、放置しすぎると素材を傷める原因になるため注意が必要です。長くても30分以内にとどめて、つけ置きすぎは避けましょう。

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カビキラーの常識その3.見えないカビの除去にも使える

常識③見えないカビの対策としてもおすすめ出典:stock.adobe.com

カビキラーは目には見えないカビの除去にも使える優れもの。ゴムパッキンや目地の中には、表から見えない場所に“カビの種”が潜んでいることがあります。カビキラーはこうした「見えないカビ」の対策としても使えるんです。カビが黒く頑固になる前からカビキラーでお手入れする習慣をつけましょう。

※本記事で紹介しているカビ取り用のカビキラーには「カビを防止する効果」はありません。

正しい使い方をおさらいしよう

身近な洗剤だからこそ、いつの間にか自己流の使い方になってしまいがちです。カビキラーを安全に、より使いやすくするためにも、ときどき正しい使い方を見直してみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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