“洗濯機にカビをためない人”の3つの習慣「臭いも予防できる」

家のこと

2025.12.24

忙しく過ごしているうちに、気づけば洗濯機が“カビの育ちやすい環境”になっていることがあります。でも、毎日のケアにほんの少しの習慣を加えるだけで、カビの発生をぐっと抑えられるのだそう。今回は、洗濯機クリーニング専門店のプロに、「洗濯機のカビを防ぐためのコツと、多くの人が見落としがちなポイント」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……東海エネテック株式会社

洗濯機掃除に特化した洗濯機のまじんを運営する東海エネテック株式会社。洗濯機の分解洗浄を専門とし、プロならではの技術で各家庭の洗濯機を徹底的にクリーニングする。無料分解診断サービスも行い、要望に沿ったプランを提供している。

毎日のちょっとした習慣が大切!洗濯機のカビを防ぐコツ

じつは毎日のちょっとした工夫で、洗濯機のカビの発生をぐっと減らすことができます。ここからは、洗濯機のカビ対策についてご紹介します。

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洗濯機のカビ対策は「習慣化」がポイント

1.カビ予防の3つのポイント

柔軟剤出典:stock.adobe.com

毎日の習慣にしたい、3つのカビ予防ポイントは次の通りです。

  • 洗濯後はふたをすぐに閉めず、洗濯槽を乾燥させる
  • 洗剤・柔軟剤は、パッケージに記載された規定量を守る
  • フィルターや投入口をこまめに拭く(軽く水拭き)

洗濯機にカビが発生する原因は、湿気と汚れが重なることです。こうした3つのポイントを実践するだけで、カビ予防に効果があります。

2.定期的な洗濯槽掃除

洗濯槽掃除出典:stock.adobe.com

洗濯槽掃除を習慣にすると、洗濯機内部の黒カビ予防につながります。目安は月1回程度。汚れの状態や好みに合わせてクリーナーを使い、洗濯槽の清潔さを保ちましょう。

塩素系クリーナーと酸素系クリーナーの特徴は以下の通り。それぞれの特徴を理解し、掃除に活用してください。

・塩素系クリーナー……ニオイは強いが、短時間で強い殺菌効果が期待できます。使用時は換気し、手袋を着用しましょう。
・酸素系クリーナー……肌にやさしい。少し手間と時間がかかるのがデメリットです。こちらも手袋を使うとより安心です。

掃除をしてもカビが出るときは……見えない部分をチェック!

洗濯槽のふた出典:stock.adobe.com

しっかり洗濯機を掃除したにも関わらず、カビが出てくる……。そんなときは、洗濯機の奥に原因が隠れているかもしれません。ここからは、見落としがちな洗濯機汚れのチェックポイントを3つご紹介します。

1.排水口や排水ホース

排水口や排水ホースに汚れがたまると、水の流れが悪くなり、残った湿気がカビの原因になります。清潔な排水経路は、カビ防止に直結するのです。

たまった汚れは、きちんと掃除しましょう。ホースは外して水で洗い流します。排水口は、ブラシでこすりましょう。また、市販の排水口クリーナーを使うのも効果的です。

※掃除をする際は手袋を着用しましょう。塩素系クリーナーを使う場合は必ず換気もしてください。

2.ゴムパッキン

湿気がたまりやすいゴムパッキンの奥には、黒カビが隠れている可能性があります。表面を拭いてきれいにしても、奥に残った汚れによってカビが再発することがあります。

早めの対応が再発防止のポイントです。ライトで照らして黒ずみを確認し、拭き取ります。拭き取ってもカビが取れない場合は、分解洗浄を検討しましょう。

※分解洗浄は家庭で無理に行わず、専門業者に相談することをおすすめします。

3.給水フィルターや洗剤投入口

洗剤投入出典:stock.adobe.com

給水フィルターに汚れがたまると給水不良や逆流が起こり、槽内に汚れが残りやすくなります。外したら水で流し、歯ブラシで軽くこすりましょう。これだけで簡単にきれいになります。
また、洗剤投入口に洗剤カスがたまるとカビの原因になります。外して水で洗い流しましょう。

毎日の工夫でカビ対策

毎日のちょっとした工夫で、洗濯機のカビは減らせます。カビ予防の習慣を参考に、洗濯機を清潔な状態にキープしましょう。

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