「みそ汁」に入れると腸がよろこぶ。“食物繊維が豊富な冬の食材”とは?

料理・グルメ

2025.12.21

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。冬は気温の変化や日照時間の減少により、気分がゆらぎやすくなる季節だとか。気分がモヤモヤするときは、腸をいたわる食習慣がカギかもしれません。今回は、冬に食べたい腸内ケア食材と、取り入れ方のヒントをまとめます。

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1.脳と腸の関係

腸出典:stock.adobe.com

脳と腸は相互に情報を伝え合い、影響し合う「脳腸相関(のうちょうそうかん)」と呼ばれる関係があります。
日照時間が短くなり気分がゆらぎやすい冬こそ、腸にやさしい生活リズムを整えることで、心身のコンディションを保つ助けになるかもしれません。

2.腸を整える食事

食事出典:stock.adobe.com

腸内環境を意識するなら、まずは普段の食事内容を見直すことが大切です。
発酵食品や食物繊維は腸内細菌の働きや便通に関わるとされ、日常的に取り入れたい食品です。
特に冬は水分や運動量が減り、腸の動きがゆるみやすい時期とも言われています。
食事で自然にサポートしてあげる視点が役立つでしょう。

3.食物繊維が豊富な白菜

白菜出典:stock.adobe.com

冬の白菜は加熱すると甘みが増し、やわらかくなるため食べやすいのが特徴です。
また白菜には食物繊維が含まれ、加熱するとかさが減って無理なく量をとりやすい点も魅力。
みそ汁に加えれば、食物繊維と発酵食品をまとめて摂れる一杯に。
寒い季節の食卓で、腸にやさしいメニューとして取り入れやすい組み合わせです。

参考資料:健康用語の基礎知識

白菜とカニ風かまぼこのみそ汁

キャベツみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
白菜⋯⋯100g
カニ風かまぼこ……40g
すりごま⋯⋯お好みで

作り方

1 鍋にだし汁と食べやすく切った白菜を入れて中火にかける。

キャベツ

2 沸騰したら火を弱めて、手でほぐしたカニ風かまぼこを入れる。

カニ風かまぼこ

3 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶き入れる。

みそ

4 器に盛ってすりごまをかけたらできあがり。

キャベツみそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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