1.脳と腸の関係
脳と腸は相互に情報を伝え合い、影響し合う「脳腸相関(のうちょうそうかん)」と呼ばれる関係があります。
日照時間が短くなり気分がゆらぎやすい冬こそ、腸にやさしい生活リズムを整えることで、心身のコンディションを保つ助けになるかもしれません。
2.腸を整える食事
腸内環境を意識するなら、まずは普段の食事内容を見直すことが大切です。
発酵食品や食物繊維は腸内細菌の働きや便通に関わるとされ、日常的に取り入れたい食品です。
特に冬は水分や運動量が減り、腸の動きがゆるみやすい時期とも言われています。
食事で自然にサポートしてあげる視点が役立つでしょう。
3.食物繊維が豊富な白菜
冬の白菜は加熱すると甘みが増し、やわらかくなるため食べやすいのが特徴です。
また白菜には食物繊維が含まれ、加熱するとかさが減って無理なく量をとりやすい点も魅力。
みそ汁に加えれば、食物繊維と発酵食品をまとめて摂れる一杯に。
寒い季節の食卓で、腸にやさしいメニューとして取り入れやすい組み合わせです。
参考資料:健康用語の基礎知識
白菜とカニ風かまぼこのみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
白菜⋯⋯100g
カニ風かまぼこ……40g
すりごま⋯⋯お好みで
作り方
1 鍋にだし汁と食べやすく切った白菜を入れて中火にかける。

2 沸騰したら火を弱めて、手でほぐしたカニ風かまぼこを入れる。

3 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶き入れる。

4 器に盛ってすりごまをかけたらできあがり。




