「みそ汁」にいれると腸がよろこぶ。“免疫アップのカギになる食物繊維が豊富な食材”とは?

料理・グルメ

2025.12.18

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。寒さが厳しくなる冬は、体調を崩しやすい季節。近年の研究では、腸内環境が免疫の働きと深く関わることが示されており、毎日の食事がその土台づくりに影響するようです。今回は“腸を意識する冬の食卓”について紹介します。※特定の食品が免疫力を直接高めることを示すものではありません。

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1.冬こそ“腸のコンディション”を意識

ドリンク出典:stock.adobe.com

私たちの免疫細胞の約7割は腸に存在するとされ、体内に入る異物から身を守る“免疫の要”として働いています。
冬は寒暖差や乾燥によって自律神経が乱れやすく、腸の働きにも影響が出るとの報告もあります。
腸をすこやかに保つことは、冬の体調ケアの土台になるでしょう。

2.続けやすい“みそ汁”は心強い

みそ汁出典:stock.adobe.com

腸内環境を整える食事として、みそ・納豆などの発酵食品や食物繊維を含む食品が推奨されています。
食物繊維は腸内細菌のエサになり、腸内環境をサポート。
冬は水分・運動量が減って腸が滞りやすいため、発酵食品と食物繊維をみそ汁で無理なくとる習慣は続けやすい方法です。

3.甘みがやさしい冬野菜の組み合わせ

さつまいも出典:stock.adobe.com

さつまいもは食物繊維を含み、加熱すると甘みが増して、みそ汁に自然な甘みをプラス。
キャベツは加熱でかさが減り、多めに食べやすく、こちらも食物繊維を含みます。
発酵食品のみそと組み合わせた一杯は、腸に配慮した冬の食卓づくりにぴったりです。

寒い季節、身体を温めながら腸をいたわる“やさしいみそ汁習慣”を取り入れてみませんか。

参考資料:https://brand.taisho.co.jp/contents/livita/559/

さつまいもとキャベツのみそ汁

さつまいもみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
さつまいも⋯⋯150g
キャベツ……80g
小ねぎ(小口切り)⋯⋯お好みで

作り方

1 さつまいもは食べやすく切ったら軽く水にさらしてアクを抜く。

2 鍋にだし汁と1のさつまいもを入れて中火にかける。

さつまいも

3 一口大に切ったキャベツを追加して、沸騰したら火を弱めて煮る。

キャベツ

4 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶き入れ、小ねぎを加える。

みそ

5 器に盛ったらできあがり。

さつまいもみそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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