お札をきれいな三つ折りにするコツを知りたい
年末年始が近づき、新年のご挨拶で現金を包む機会も増えてきますね。相手に気持ちよく受け取ってもらえるよう、できるだけきれいなお札を渡したいもの。
しかし、長方形のお札を感覚だけで三つ折りにしようとすると、端がずれてしまったり、折り目が曲がってしまったりしてきれいに仕上がらないことがあります。そこで今回は、新札をきれいな三つ折りにする方法をご紹介します。
お札をきれいな三つ折りにする方法
三つ折りにするお札は、まず肖像画が表にくる向きで置くことが基本です。きれいに三等分にするコツは、折り目の位置を迷わないよう、肖像画のパーツを目印にすること。
ここでは、新札の千円札、五千円札、一万円札それぞれを均等に折るためのわかりやすいポイントをご紹介します。
【千円札】肖像画の向かって左側の耳に沿って折る

千円札を三つ折りにする際は、肖像画の向かって左側の耳を目印にしましょう。

まずお札を表向きに置き、左側の耳に紙端が重なるように折ると、全体の約3分の1の位置になります。

次に、反対側も同じ幅になるよう折り返せば、均等な三つ折りが完成。
【五千円札】肖像画の向かって左の頬に沿って折る

五千円札を三つ折りにする際は、肖像画の向かって左側の頬のラインを目印にすると、迷わず均等に折れます。

お札を表向きに置き、左側から見て頬の輪郭が少しカーブしている部分に紙端がぴったり重なるよう折ると、全体の約3分の1の位置になります。

最初の折り目が正確に決まれば、残りの部分はその幅に合わせて折り返すだけできれいな三つ折りが完成。
【一万円札】上部の丸い模様に沿って折る

一万円札を三つ折りにする場合は、お札の上部にある丸い模様を目印にするときれいに三等分できます。

お札を表向きに置き、上部の丸い模様の端に紙端がちょうど重なるように折ります。

残りの部分をその幅に合わせて折ると、均等な三つ折りに。

特にお年玉袋やご祝儀袋などに入れるお札は、折り目がきれいに整っているかどうかで、受け取ったときの印象が大きく変わります。今回ご紹介した目印はどれも覚えやすく実践しやすいので、ぜひ試してみてください。
※今回ご紹介した折り方はあくまで目安です。参考としてご活用ください。
