「きんぴら」にいれると腸がよろこぶ。冬に不足しがちな食物繊維がたっぷりの食材とは?

料理・グルメ

2025.12.23

冬は冷えによって胃腸の調子が乱れやすく、体が重く感じやすい季節。そんな時期にうれしいのが、食物繊維をしっかりとれる“とろみ食材”を組み合わせた、やさしいきんぴらです。レンコンのシャキッとした食感に、えのきのしっとりとした口当たりが加わり、いつものきんぴらよりもやわらかな仕上がりに。仕上げに加えるネギが、ほんのりとした甘みと香りを添え、温かい副菜として、冬の食卓をやさしく支えてくれます。

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“とろみ”が、腸やのどにもやさしい

レンコン出典:stock.adobe.com

1 レンコンで、腸内環境をすっきりサポート

レンコンには食物繊維が含まれ、加熱すると軽いとろみのある食感に。水溶性・不溶性どちらも含まれており、腸の動きを穏やかに整える手助けをしてくれます。

冬に不足しがちな食物繊維補給にも役立ち、日々の“腸活”を無理なく続けやすい食材です。

2 えのきで“とろみ感”と腸活力をプラス

えのきにも食物繊維が含まれ、加熱するとしっとりとした仕上がりになります。

3 ネギの甘みと“とろみ”で、やさしい食べ心地に

ネギは加熱することで硫化アリルが甘味成分に変化し、甘みが引き立ちます。ネギには独特の香り成分がアクセントになり、料理に風味を加えます。

レンコンとえのきのきんぴら(調理時間:10分)

レンコンとえのきのきんぴら

材料(2〜3人分)

・レンコン……150g(薄い半月切り)
・えのき……2分の1袋(根元を落とし、長ければ半分に切る)
・長ネギ……2分の1本(斜め薄切り)

・ごま油……小さじ2
・しょうゆ……大さじ1
・みりん……大さじ1
・水……2分の1カップ
・いりごま……適量
・七味唐辛子……適量

作り方

1. 下準備
 レンコンは薄い半月切り、ネギは斜め薄切り、えのきは手でほぐし、長ければ半分に切る。

下準備

2. 具材を炒める
 フライパンにごま油を熱し、レンコンを中火で軽く炒め、えのきとネギも加えてさっと炒める。

具材を炒める

3. 味つけ
 水を加えたらフタをして軽く蒸し、しょうゆ・みりんを加えて全体に絡め、汁気が少なくなるまで炒める。

味つけ

4. 仕上げ
 火を止めていりごまを振って混ぜ、器に盛り、七味唐辛子を振る。

出来上がり

◆ ひと言メモ

できたてもいいですが、2日目以降はさらにとろみが絡みついて美味しくなってきます。常備菜や、お弁当のおかずにおすすめですね。

冬の腸活力アップのきんぴら。ぜひお試しください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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