飲み終わった「コーヒーかす」の“車内で使える”思わぬ活用法「今まで市販品買ってた…」「置いてみる」

家のこと

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2025.12.31

毎日のコーヒータイムで出る「コーヒーかす」を、つい捨ててしまっていませんか? じつは、エコで経済的なアイデアとして活用できるんだそう。今回は、SNSで見つけたコーヒーかすの活用方法を試してみました。

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乾燥させて置くだけ!コーヒーかすで車内を快適に

インスタントコーヒー出典:stock.adobe.com

車内のにおいは、ちょっとした食べ物や湿気で意外とこもりやすいものです。市販の消臭剤も便利ですが、手軽に用意できるもので消臭できたらうれしいですよね。

そんなときに役立つのが、乾燥させたコーヒーかすを使った消臭方法です。抽出後のコーヒーかすを乾燥させて車内に置くだけで、においをやわらかく吸着する効果が期待できます。

コーヒーかすを使った消臭は、主にアンモニアなどに対して有効なのだそうです。使う際には定期的な交換が必要です。また、乾燥が不十分だとカビが生えるリスクもあるので注意が必要です。

用意するもの

  • コーヒーかす(抽出後)
  • 平らな皿や新聞紙
  • 小さめの通気性のある袋(お茶・だしパックなどの不織布)や容器

※ガーゼ・木綿の布袋などでも代用できます。ジッパーつきビニール袋(空気を通さない)や完全密閉の容器はおすすめしません。

手順

1.コーヒーかすを準備し、平らな皿や新聞紙の上に広げ、風通しのよい場所で数時間〜1日ほど乾燥させます。

コーヒーかす

※水分が残っているとカビの原因になるので、しっかり乾かすことがポイントです。

2.乾燥したコーヒーかすを小さめの通気性のある袋や容器に入れます。今回は、清潔な水切りネットを三重に重ねて使いました。車のカップホルダーや小物入れなどに置くだけでOKです。

袋に入れたコーヒーかす

車内にコーヒーかすを置くと、コーヒーの香りが強く広がるのではないかと想像していましたが、実際はほんのり感じる程度でした。気になるにおいも、強く消すというより、やさしく和らげてくれる印象です。

ただ、筆者が今回使った水切りネットだと、隙間から細かいコーヒーかすがわずかに出てくることがありました。車内で使う場合は、だしパックやガーゼを二重、三重にするなど、こぼれにくい工夫をすると、より快適に使えそうです。

車内においたコーヒーかす

市販の消臭剤を買うのもいいですが、ドリップ後のかすを再利用できるため経済的です。通気性のある袋や容器に入れて置くだけで、設置も簡単です。コーヒーを飲んだ後は、ぜひ試してみてください。

※ドリンクホルダーや座席の下など、安定した場所に置くとこぼれにくいのでおすすめです。季節によって異なりますが、冬は約2〜3週間を目安に、香りや吸着力が薄くなったら新しいコーヒーかすに交換してください。

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