香りの正体は“精油成分”
春菊の特徴は、ふわりと立ちのぼる独特の香り。
α-ピネンなどの精油成分を含み、リラックスをもたらす香りとして知られています。
こうした成分は、森林の香りにも含まれるもの。
食事の中で自然なかたちで取り入れることで、気分を切り替えたいときにもぴったりです。
また、βカロテンなどの栄養素も含まれており、季節の変わり目の食卓にも取り入れやすい存在です。
「まいたけ」で奥行きのあるうま味を
まいたけは、加熱するとうま味が立ちやすいきのこ。
グルタミン酸などのうま味成分を含み、みそ汁に自然なコクを加えてくれます。
春菊のさわやかな香りと重なり、軽やかさの中にも満足感のある味わいに。
「長芋」のとろみでまとめる
長芋は、加熱するとほっくりとした食感になります。
みそ汁に自然ななめらかさを加え、春菊の香りを引き立てます。
軽やかな後味で、すっと体に入る一杯に仕上がりますよ。
春菊のみそ汁(調理時間:約10分)

材料(2人分)
・春菊……2分の1束
・まいたけ……3分の1パック
・長芋……1〜2個 (約60〜80g)
・水(またはだし汁)……400ml
・みそ……大さじ1と2分の1〜2
作り方
1. 下準備
春菊はざく切りにし、まいたけは手でほぐす。長芋はよく洗い、皮つきのまま5mm幅のいちょう切りにする(気になる場合は皮をむいてもよい)。

2. 煮る
鍋に水とまいたけを入れ、火にかける。沸いたら長芋も入れ、中火で2〜3分ほど煮る。

3. 仕上げ
春菊の茎の部分を入れて、約1分煮る。葉を加えてひと煮立ちさせたら火を止め、みそを溶き入れる。

おいしいワンポイント
春菊は最後に加え、煮すぎないのがポイント。
火を通しすぎないことで、さわやかな香りをより楽しめます。
春の食卓に、香りを取り入れる一杯。ぜひ試してみてください。

