体を整える「春の2食材」
ほろ苦い菜の花と、うま味たっぷりのあさり。鉄分と食物繊維を手軽にとれる、春らしい組み合わせです。
うま味と苦味が重なり、シンプルながら体の内側からじんわりと目覚めていくような一椀になります。
あさり
あさりは鉄分を含む貝類。鉄分は赤血球のヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運ぶ役割を担う栄養素です。不足すると疲れやすさにつながることもあるため、日々の食事から意識してとりたいところ。
・ビタミンB12や亜鉛も含まれており、体のエネルギー代謝に関わる栄養素も含まれています。
・菜の花に含まれるビタミンCは、あさりの鉄分の吸収を助ける働きも期待されています。
栄養面でも相性のよい組み合わせです。
菜の花
春を代表するほろ苦野菜。菜の花には食物繊維が含まれ、腸の動きをやさしくサポートしてくれます。
・ビタミンCやβカロテンも豊富な春野菜です。
・特有の苦味成分(イソチオシアネートなど)は、アブラナ科野菜に含まれる成分として知られ、健康機能に関する研究が進められている成分として注目されています。
菜の花とあさりのみそ汁(調理時間:10分)

材料(2人分)
・菜の花……3分の1束
・あさり(砂抜き済み)……150g
・水……400ml
・みそ……大さじ1.5〜2
※だしは不要。あさりのうま味を生かします。
作り方
1. 下準備
菜の花は3〜4cm幅に切る。あさりは殻をこすり合わせてよく洗う。

2. あさりを煮る
鍋に水とあさりを入れて火にかける。口が開いたらアクを取り除く。

3. 仕上げる
菜の花を加え、中火で約1分火を通す。火を止めてみそを溶き入れて完成。

おいしく仕上げるポイント
あさりは水から火にかけることで、うま味がしっかり引き出されます。菜の花は最後に加え、火を通しすぎないこと。色と香り、春らしいほろ苦さが際立ちます。
朝のみそ汁に、旬の貝をひと工夫。体にやさしく、じんわりと力をくれる一椀です。


