原因その1.散水板が汚れている
シャワーの水の出が悪いときは、まず散水板が汚れていないか確認してみましょう。シャワーヘッドの散水板には小さな穴がたくさん開いており、ここから水が出るしくみです。穴に汚れが詰まっていると、水の出は悪くなってしまいます。
散水板の穴が目詰まりしている場合は、歯間ブラシなどを使うと汚れを取り除けます。細さ0.7mm以下のブラシを使いましょう。
ゴム製の散水板の場合は、ブラシを使わずに、指先でこすると目詰まりを取り除けます。
原因その2.ストレーナーにごみが溜まっている
散水板と合わせて、もうひとつチェックしておきたいのが「ストレーナー」です。これは水の中に混じるゴミや砂を取り除くための小さなフィルターのような部品で、水栓やシャワーホースの接続部分などに付いています。
ストレーナーに汚れが溜まっていると、水の通り道が狭くなり、水の勢いが落ちる原因になることがあるんです。ふだん目にする場所ではないため、気づかずに使い続けてしまうケースも少なくありません。
シャワーの勢いが急に弱くなったときは、このストレーナーを外して中を確認してみるといいでしょう。
ちなみに、ストレーナーの位置は水栓の種類によって異なりますので、必ず取扱説明書に書かれている手順に沿って行ってください。
原因その3.給湯器の設定温度が低すぎる
水圧とは関係なさそうに思えるかもしれませんが、給湯器の温度設定が影響することもあります。
家庭用のシャワーには、お湯と水を混ぜて温度を調整する「サーモスタット式混合水栓」が使われているものがあります。そのため、給湯器の温度が低すぎると、シャワーで使う水の多くがお湯になるため、給湯器の供給量が足りず、勢いが弱くなることがあります。
サーモスタット式混合水栓の場合は、水と給湯器のお湯を混ぜて吐水するため、シャワーの勢いを弱めないためにも、給湯器の設定温度は50~60℃程度にするのが目安とされています。
※この方法はサーモスタット式混合水栓の場合に限ります。また、給湯器の設定温度を上げると高温のお湯が出ることがあるため、やけどに注意してください。
故障の可能性もゼロではない
今回ご紹介したように、シャワーの勢いが弱い原因は必ずしも故障とは限りません。しかし、ホースの劣化や水栓の不具合が原因になっている場合もあります。
散水板のお手入れや給湯器の設定温度を見直しても改善されない場合は、専門業者に相談してみましょう。



