子どもの集中力が続かない原因は机の位置?風水師・一級建築士が教える【家のNGポイント2つ】

カルチャー

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2026.08.22

「子どもがなかなか勉強に集中できない」「机に向かってもすぐ気が散ってしまう」。そんな悩みはありませんか? 一級建築士・風水師として数多くの住まいを見てきた天野千恵里先生によると、子どもの集中力は勉強のやり方だけでなく、学習机の配置や部屋の環境も影響するといいます。今回は、子どもの集中力を下げやすい住まいの「2つのNGと改善策」と「子どもの作品を上手に整理するコツ」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……天野千恵里(あまの・ちえり)先生

天野千恵里先生

一級建築士・風水師。大手ハウスメーカーで設計・インテリア業務に従事後、「住まいで運気を高めたい」という声をきっかけに本場中国伝統風水を学ぶ。25年以上、延べ4000件以上の鑑定実績を持つ。住宅・店舗・オフィスの風水鑑定や設計提案を行い、「運気の流れまで整った空間づくり」に定評がある。YouTube「開運風水チャンネル」は4万人登録。

子どもの集中力を下げる家の「2つのNG」と改善策

前回の記事では、「人間関係運を下げやすい住まいのNG習慣と、今日から実践できる改善ポイント」をご紹介しました。住まいの環境を整えることは、人間関係だけでなく、子どもが落ち着いて学べる空間づくりにもつながります。

今回は、風水と環境学的な観点から、お子さんが安心して過ごせる住まいづくりや、集中しやすい学習環境を整えるポイントについてご紹介します。

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NG1.学習机の「背後にドア」がある

風水では、学習机は「後ろにドアがこない位置」に置くことが鉄則だとされています。

窓際の勉強机出典:stock.adobe.com

その理由は、人は本能的に背後への警戒心を持っていると考えられているためです。原始時代から、背中を見せているときは外敵に狙われやすかったという記憶が本能として残っているとも言われています。そのため、勉強中に背後がドアだと、「誰かが入ってくるかもしれない」という無意識の緊張感が生まれ、集中が途切れやすくなるのです。

企業の社長室などでも、机がドアの方向を向くレイアウトが多く採用されています。これは、来訪者を確認しやすく、安心して判断しやすい環境につながると考えられているためです。

改善策

勉強する子ども出典:stock.adobe.com

住宅では間取りの都合上、難しいこともあるかもしれませんが、少なくとも背後にドアがない位置を意識しましょう。また、机の正面に大きな窓があると、集中力が途切れやすくなるとも言われています。「背後がドア・正面が大きな窓」という配置は避けたほうが良いでしょう。

NG2.片付けにくく、集中できる環境になっていない

散らかっているランドセル出典:stock.adobe.com

集中力を高めるためには、机の向きだけでなく、安心して過ごせる環境づくりも重要です。兄弟姉妹で同じ部屋を使っている場合は、一人が遊び始めると、もう一人も集中しづらくなります。また、勉強中に後ろから頻繁に声をかけられるなど、落ち着いて過ごせない環境では集中が続きにくくなります。

さらに、収納場所が十分にないと物が出しっぱなしになって机の上も散らかりがちになり、勉強に集中しにくい環境になってしまうのです。

改善策

区切られた部屋出典:stock.adobe.com

「ここは勉強する場所」と区切りをつくり、自分だけの集中スペースを確保してあげることが大切です。可能であれば、パーテーションなどで空間を仕切るのもおすすめです。風水では、人やドアなどからまっすぐ入ってくる気の当たり(人や気の流れが直接向かってくる状態)は強いと考えられているため、パーテーションを置くことで落ち着いて過ごしやすい環境をつくれるとされています。

収納ボックス出典:stock.adobe.com

収納場所が十分にないと、物が出しっぱなしになり、机の上も散らかりがちになります。細かく分類しなくても良いので、「とりあえずここにしまう」といったボックスを用意するだけでも片付けの習慣につながります。お子さんが安心して、自分で使いやすい空間を整えることが、集中しやすい環境づくりにつながるでしょう。

子どもの作品は「残し方」を決めることが大切

学習環境だけでなく、子ども部屋に増えていく作品や思い出の品の整理も、心地よい空間づくりには欠かせないポイントのひとつです。

お子さんの作品や思い出の品は、すべて処分する必要はありません。ただし、箱にしまったまま増え続けると、本当に大切なものが分からなくなってしまいます。風水では、「思い出の物を持つこと」が悪いのではなく、過去の物が現在の暮らしを圧迫しないことが大切だと考えます。作品は以下のように整理すると、無理なく管理しやすくなります。

子どもの部屋出典:stock.adobe.com

  • 「今飾る物」「長期保存する物」「写真で残す物」に分ける
  • 飾る場所や数を決め、季節ごとに入れ替える
  • 年に一度、子どもと一緒に残す作品を選ぶ
  • 写真と一緒に、制作した年や子どものコメントを記録する
  • 保管箱の大きさを決め、その範囲内で保管する

「残す基準」を決めておくことで、思い出を大切にしながら、住まいもすっきり保ちやすくなります。

お子さんが安心して過ごせる住まいは、集中力や片付けの習慣にもつながります。学習机の配置や収納の工夫、思い出の品の整理方法など、できることから少しずつ取り入れて、お子さんが心地よく過ごせる環境を整えてみましょう。

次回の記事では「仕事運アップにつながる、具体的な行動や習慣」についてご紹介します。

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著者

shukana

shukana

webライター

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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