いざというときに役立つ「アイラップ炊飯」を実践!

耐熱性があり、湯せん調理にも使えて便利な「アイラップ」。普段から常備して愛用しているものの、じつはまだ炊飯は試したことがありませんでした。
今回は、そんな筆者が「アイラップ炊飯」に初挑戦します。
知っておきたい「アイラップ炊飯」の作り方
アイラップの公式Xで紹介されていた内容を参考に、1合分のごはんを炊いてみます。
準備するもの(1合分)
- 米……1合(180ml)
- 水……210~220ml
- カセットコンロ
- カセットガス
- 鍋
- 耐熱皿
- 紙コップ
米と水の割合は「白米1:水1.2」です。200mlサイズの紙コップを用意しておくと、計量カップの代わりに使えて便利なので、アイラップと一緒に備えておくとよいそうですよ。
1.袋に米と水を入れる

アイラップに米と水を入れます。米は研がなくてもOKです。
2.口を結び、浸水させる

袋の中の空気をしっかり抜きます。

先をくるくるとねじって袋の上のほうで結び、20分置いて浸水させます。湯せん時に袋の中の空気が温められて膨張すると、袋が浮き上がって火の通りがまばらになる可能性があります。必ず袋の中の空気は抜いてください。
3.水を張った鍋に入れる

鍋に水を入れ、底に耐熱皿を敷いて2を入れます。水の量は、袋全体が隠れるようにします。

ここで重要なのが、アイラップを鍋底や鍋肌に直接触れさせないこと。メーカーも湯せん時には耐熱皿を使用し、鍋底や鍋肌に触れないよう注意しています。災害時に耐熱皿がない場合は、ふきんやシリコンマット、金ザルなどで代用してください。
4.炊く

鍋にフタをして火にかけ、湯が軽くボコボコした状態の火加減で、25分ほど加熱します。
※カセットコンロを室内で使用する際は、窓を開けるなど十分に換気してください。換気が不十分な場合、一酸化炭素中毒の危険があります。
5.蒸らす

鍋から袋を取り出し、10分ほど蒸らします。取り出す際は、やけどに注意してください。
6.ほぐす

全体的にまとまった仕上がりになるため、しっかりとほぐしたら完成です。
初挑戦の「アイラップ炊飯」、気になる仕上がりは……?
ほぐした後のごはんは、全体的にふっくらとホカホカに仕上がっていました。

実際に食べてみると、普段の炊飯器で炊いたごはんと、さほど変わらない炊き上がりに驚きました。炊飯器に比べて手間はかかりますが、「もしものときに、この方法で温かいごはんが食べられる」と考えると、いざというときの選択肢として覚えておきたい方法です。

はじめてだったので、加熱中に「袋の膨張は大丈夫?」「底に敷いたお皿の音がガタガタと意外と大きいけれど大丈夫?」と25分間ずっとそわそわしていました。ただ、公式の注釈どおりに「袋の中の空気をしっかり抜く」「鍋底や鍋肌に触れないようにする」などのポイントを守れば、難しい工程はなく、想像よりもずっと手軽に作れましたよ! “防災への備え”がひとつ増えた気がします。

加熱途中でガスが切れないよう、事前にカセットガスの残量を確認しておくことも大切です。
アイラップを「炊飯器に入れて作る」も、絶対にNG
アイラップを使った炊飯方法を調べていると、米などを入れたアイラップを炊飯器で調理する方法を見かけることがありますが、アイラップを炊飯器で使用するのはNGです。アイラップの公式Xでは、炊飯器でアイラップを使う方法について、蒸気口などをふさぎ、事故につながる可能性があるとして注意喚起しています。
今回ご紹介した「アイラップ炊飯」は、鍋で湯せんして炊く方法です。「アイラップに米を入れて炊飯器に入れればいい」という方法ではないので、注意してください。
いざというときのために、平時に一度試しておくと安心
「アイラップ炊飯」は、炊飯器を使わずにごはんを炊ける方法です。災害が起きてから初めて挑戦するのではなく、普段の生活の中で一度試しておけば、いざというときにも落ち着いて対応できます。ぜひ一度、防災の備えとして「アイラップ炊飯」を試してみてくださいね。
※使用する米の種類や調理環境などによって、加熱時間や仕上がりが異なる場合があります。
※アイラップの使用方法をよく確認のうえ、使用してください。
参考:アイラップ【公式】X

