【紹介者・雨宮秀彦】
・『伊東家の食卓』を作った裏ワザディレクター。『裏ワザ倶楽部』運営。
・現在はYouTubeを始めたい女性のための『雨宮秀彦 動画クリエイタースクール』も運営中。
1分で温度が急降下! 裏ワザの手順
1. 缶ビールより大きい容器に氷を入れ、缶ビールを置きます。
※画像は氷が沢山入っていますが、もっと少なくても大丈夫。氷の節約ワザも後ほどご紹介します。
2. ここから裏ワザです! でもその前に今の缶ビールの温度を計ってみると…20.6℃。これではぬるくて飲めませんね。
3. ではやってみましょう! 裏ワザは1分間ひたすら缶を回すだけ! 回していると、どんどん冷たくなっていくのが指先で感じられますよ。
※この時のポイントは“なるべく早く”回すこと。後ほど動画でそのスピードもご確認ください。
4. 1分経ちました。温度を計ってみると…6.6℃! たった1分で14℃も温度が下がりました。
5. 早速グラスに注いで飲んでみると、思わず声を上げたくるほど冷え冷えのビールに大変身!
ところがこの裏ワザ、「氷を沢山使うからもったいない」という声もよく耳にします。
そこで今日は、氷を節約しても裏ワザは有効か検証してみましょう!
氷を節約しても○○すれば裏ワザは有効
缶ビールより少しだけ大きい容器に、氷を8個だけ入れてみます。8個なら製氷皿1回分で用意できますよね。
裏ワザ前の缶ビールの温度は28.1℃。随分高いです。
先ほどと同様に1分間回転。すると…10.3℃! 氷8個でも随分冷たくなりました。
でも飲み頃には今一歩なので、さらに30秒回してみると、8.3℃に!
検証の様子を動画にしたので、回すスピードの確認も含めてぜひご覧ください。
今回の検証ではここまでが限界でしたが、飲んでみると全く問題なく冷え冷えのビールでした!
検証の結果、氷を減らしても十分に冷えることが分かりましたが、少し長めの1分30秒ほど回すのがよさそうです。
それにしても、なぜこの方法で缶ビールが一気に冷えるのでしょう?
回転させることがポイント
実は、冷たい氷に温かい缶ビールを触れさせると、冷蔵庫に入れた時と同じように「熱交換」という現象によって缶ビールは冷えていきます。
しかし、裏ワザのように素早く缶を回すと、熱交換でできた「水の膜」をどんどん飛ばし、常に冷たい氷と触れ続けることができるので、あっという間に缶ビールが冷たくなるわけです。水の膜を飛ばすために、なるべく“早く”回転させることが大切なんですね。
まだまだ暑いこの季節。すぐにビールやジュースを冷やしたい時は、ぜひお試しください。
『裏ワザ倶楽部』のYouTubeでは動画でも詳しくご紹介しています。
※状況や条件の違いにより裏ワザの効果が異なる場合があり、必ずしもご紹介した内容と同じ結果が出るとは限りません。安全面に十分ご配慮頂き裏ワザをお試しください。