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ダイエットの効率が下がる「身体の歪み」をリセット“1日5分ストレッチ習慣”#プロと一緒に痩せる7日間

心と体

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2023.07.31

お腹周りを引き締めたいがために、闇雲な筋トレや運動をしていませんか?思うような結果が得られないという方は、パーソナルトレーナーの力を借りるのが痩せるための近道。ヨガインストラクター兼パーソナルトレーナーである筆者が、7日間にわたりあなたのボディメイクをサポートします!

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3日目となる今回は、ダイエットの効率を下げてしまう「身体のクセ」をとるためのストレッチを行なっていきましょう。今回お伝えするストレッチは、トレーニングによる怪我がない限り毎日行っても問題ありません。

3日目出典:stock.adobe.com

クセを治さず運動すると?

身体のクセを正すには、毎日短い時間で良いので継続して行うのがポイントです。激しい痛みを伴ったり、時間が大幅にかかったりする筋トレやストレッチは続かないだけでなく、間違った姿勢で行うことにより身体の歪みを助長してしまう可能性もあります。

ショックを受ける女性出典:stock.adobe.com

また筋肉が問題ない程度ある人でも、その癖が強すぎると日常生活にも支障をきたすことがあります。たとえば、肩こり・腰痛・頭痛などが代表的な症状です。
ダイエットをしても痩せない=体幹がいつまでも鍛えられない状態を放置しておくのは、時間も労力も勿体なさすぎる!筋肉のクセを取り除いて、確実に体幹トレーニングの効果を得られるよう準備しましょう。

身体の歪みが治ると〇〇効果が上がる!

骨盤のタイプ出典:stock.adobe.com

例えば「骨盤前傾」が強い人は腰やヒップ、太ももの前側ばかりに負担がかかりやすく、普段からお腹の力を使いにくい状態です。さらに常に肋骨が開いたままになりやすく、呼吸を吐き切ることが苦手な人が多いのも特徴。

反対に「骨盤後傾」が強い人は猫背になりやすい傾向で、背中の上部や太ももの裏側の筋肉が過度な緊張状態になっていることが多いです。猫背になると胸が閉じて肋骨が広がりにくくなり、息を吸いづらい=身体に十分な酸素量が入ってこないという状態を引き起こします。

脂肪燃焼と酸素の関係

身体にクセがあると、呼吸にも悪いクセがついて新鮮な酸素が体内に取り込めなくなります。また呼吸に使う筋肉もうまく働かず、痩せない原因を増やしてしまいます。逆に言えば、酸素を取り込みやすい身体に変化させ筋肉も上手に動かせるようになれば、勝手に脂肪がどんどん燃えていく身体になるということです。

脂肪燃焼効果アップ出典:stock.adobe.com

毎日空いた時間でOK

生徒さんからよく聞かれるのが「どのタイミングでトレーニングを行えばいいですか?」という質問。筋トレに関しては、午後から夕方に行うとより効果的であるというデータも存在しますが、歪みリセットのためのストレッチは一日のどのタイミングで行っても構いません。

every time出典:stock.adobe.com

重要なのは、身体にクセを残さないように常にリセットをかける意識を持つこと。「今日は座っている時間が長いな」と感じている日は、トイレに立つタイミングや休憩時間で簡単なストレッチをこまめに行うと効果的です。

一日のなかで時間を5分間確保することが難しいという人は、一日通してストレッチした時間が合計5分になるように分けて行ってもOK。ダイエット成功のコツはハードルを低く設定すること!簡単ストレッチを隙間時間に行う習慣をつけていきましょう。

歪み解消ストレッチのやり方

今回はより簡単にストレッチを取り入れられるよう、立ったままで出来る歪み解消ストレッチをご紹介します。お腹や腰回りの歪みや筋肉の縮みを解消し、呼吸筋の動きが良くなるようアプローチしていきましょう。外出先のトイレでも行うことができるくらいお手軽です!

体側伸ばし出典:stock.adobe.com手の組み方

  1. 上半身が安定するように、足は腰幅程度に開いて立つ
  2. 両手をクロスして頭の上で組む(拡大画像を参照)
  3. 息を吐きながら右へ体を倒す
  4. 息を吸いながら中央へ戻る
  5. 再び息を吐きながら、今度は左へ体を倒す
  6. 両サイドとも、肋骨の一番下を潰すように意識しながら行う
  7. 呼吸に合わせながら左右4〜5往復する
  8. 手首を前後組み替えて、さらに左右4〜5往復する

まとめ

次回【お腹痩せ4日目】は……筋トレをより効果的にする、インナーマッスルにスイッチを入れる方法についてです!

やる気のある女性出典:stock.adobe.com

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著者

岩本彩

岩本彩

ヨガインストラクター&ライターのパラレルワークで、理想の働き方を模索中。犬とCoffeeが大好きな人。15歳で発症した『パニック障害』、社会人になって発症した『うつ病』の経験から、取材・ヨガレッスンともに「寄り添い」「共感」を大切にしている。元ディズニーキャストであり、ショービズ大好き人間の一面も

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