体を温める牛肉とたっぷりの野菜でつくる。体がよろこぶ【秋の養生ごはん】

心と体

 体を温める牛肉とたっぷりの野菜でつくる。体がよろこぶ【秋の養生ごはん】

2023.10.05

このところの物価上昇で牛肉はあまり使っていない……という方もいらっしゃるかもしれませんが、秋口にこそ牛肉が効きます! 上着を忘れたり、寝冷えしたり、なにかと体が冷えてしまうこの季節、体を温める牛肉を効果的に使って体をととのえましょう。

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牛肉は体を温める効果あり。秋口の食養生に。

サンプルイメージ
牛肉は体を温める効果が高いので、秋口にはおすすめ。

暑かったり寒かったりの毎日で、体が冷えてしまっていることが多いこの季節。
ちょっと奮発して牛肉をプラスしてみましょう。

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たっぷりの歯ごたえある野菜と一緒なら、少量の肉でも食べごたえもあります。

すぐに炒めるなら、フライパンで蒸し焼きに

これから旬を迎え、どんどん栄養価が高まるブロッコリーはボリュームアップ野菜としても、炒めものの最適なパートナーです。

サンプルイメージ以前、ブロッコリーの最高においしい食べ方として、茹でずに油でじっくり焼く方法をおすすめしましたが焼き色をつけずにフライパンで蒸し焼きにするのもおすすめ。

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ゆでブロッコリーと近い風味でありながら、水っぽくなく味濃く美味しく仕上がります。

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ゆでたりレンチンしたりするより、フライパン1つですべてが済むので洗いものが少なくて済むのもうれしい!
ビタミンKやβカロテンが吸収されやすくなるという嬉しい利点もあります。

牛肉とブロッコリーのオイスター炒め(調理時間 15分)

材料(4人分) 

・牛肉切り落とし……120g

【下味】
・酒……小さじ1
・醤油……小さじ1
・片栗粉……大さじ1

・ブロッコリー……100g(約2分の1株)
・玉ねぎ……100g(約2分の1個)
・パプリカ(赤)……70g(約2分の1個)
・しめじ……50g(パック半分)
・油……大さじ1
・にんにくみじん切り(好みで)……ひとかけ分

【調味料】
・オイスターソース ……大さじ1
・醤油……大さじ1
・砂糖……小さじ1
・水……100ml

作り方

1 牛肉は食べやすい大きさに切り、下味をもみこむ。
 ブロッコリーは小房に分ける。玉ねぎは2cm幅のくし形切りに、パプリカは乱切りにし、しめじはほぐす。
 にんにくはみじん切りにする。
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2 油少々を熱したフライパンにブロッコリーを入れ、塩ひとつまみをふる。
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3 水大さじ2くらいを加え、フタをして2〜3分蒸し焼きにする。ザルにあげる。
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4 同じフライパンに残りの油を入れ、牛肉とにんにくを入れて炒め、玉ねぎを加える。
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5  パプリカ、しめじの順に加えて炒める。サンプルイメージ

6  ブロッコリーと合わせ調味料を加え、とろみがつくまで全体を混ぜながら1分ほど炒め合わせる。サンプルイメージ

しっかり下味をつけて、少量でもおいしく! 

少量の肉でおいしく仕上げるには、下ごしらえも重要です。

しっかり酒と醤油を揉み込んでから片栗粉をまぶすことで
肉のおいしさを閉じ込めつつ、とろりとボリュームもアップ。

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写真ではステーキ用の厚切り肉を使っていますが、
薄切りや切り落としでももちろん大丈夫!

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面倒に感じる下味づけですが、ちょっとの手間で出来上がりは大違い!

少ない肉でもしっかりおいしく仕上げるために、このひと手間をぜひ試してみてくださいね。

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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