教えてくれたのは……草野かおるさん
ブログがきっかけで、53歳に作家デビューを果たす。イラストレーター・防災士・料理家・コラムニストとして、書籍累計25万部。65歳になった今も、バリバリ働き、思い切り遊ぶことをモットーにしている。最新著書に『60歳からは「自分ファースト」で生きる。』がある。
『60歳からは「自分ファースト」で生きる。』(ぴあ株式会社)
著者:草野かおる
定価:1,540円(税込)
「悪口」は体に悪い
誰かの悪口を言うと、快楽に関与するホルモン「ドーパミン」が放出され楽しい気分になります。
しかしドーパミンはよくばりな脳内物質で、一度放出されると「より大きな刺激」を求めるようになります。
つまり、たくさん悪口を言ったり過激な悪口を言わないとドーパミンが出なくなり、快楽が得られなくなってしまうのです。
結果、悪口を言うことが癖になり止まらなくなることも。さらに悪口を言っているとき、ドーパミンと同時にストレスホルモンも出ています。最悪のケースでは、脳を傷つけて寿命を縮める危険性もあるのです。
つまり、悪口を聞くことや悪口を言うことは、体に悪いということです。
それだけでなく、悪口は人の価値を下げてしまいます。
人間関係で悩むのはやめましょう
嫌いな人や苦手な人は、職場でも、ご近所でも、ママ友でも、親戚でも、なぜかいますよね。
世の中はそうできているのです。
「嫌いな人と、どうやって付き合っていけばいいのだろう……。」相手のことばかり考えていたら、自分のことは後回しにして人生の時間を無駄遣いしてしまいます。
人間関係で悩むのをやめましょう。
「自分ファースト」。
人のことより、もっと自分優先でいいんです。