色で選ぶ栄養素
難しいことは考えず、色で選ぶと料理も食事ももっと楽しめるかもしれません。取り入れやすい3色をぜひお試しください!
1. 赤・紫
ブルーベリーやナスなどに含まれるアントシアニン。
抗酸化作用や目の機能維持の働きなど。
2. オレンジ
ニンジンやカボチャなどに含まれるβ-カロテン。
体内で必要な分だけビタミンAに変わり、細胞膜や粘膜を守る働きなど。
3. 緑
ほうれん草や小松菜などに含まれるクロロフィル。
強い抗酸化作用や血中コレステロールの上昇を抑える働きなど。
生でも美味しいラディッシュ
ラディッシュの赤色はアントシアニンの一種であるシアニジン。加熱しすぎると色が抜けてしまうのでササッと調理がおすすめ!
腸内環境のことも考えて味噌汁で合わせた今回のレシピをご紹介します。
ラディッシュとお麩の味噌汁
材料(2人分) 調理時間15分
水……400ml
和風顆粒だし……小さじ1
味噌……大さじ1
ラディッシュ(はつか大根)……2株
お麩……6つ
作り方
1 ラディッシュの赤い根の部分は薄くスライス、葉は2cm幅でカットしておく。
2 鍋に水と1をいれてひと煮立ちさせる。
3 火を弱めて和風顆粒だしとお麩をいれる。
4 全体が馴染んだら火を止めて味噌を溶きいれる。
5 器に盛ったらできあがり。
参考文献:
『春夏秋冬 おいしいクスリ 旬の野菜の栄養辞典 最新版』吉田企世子監修, エクスナレッジ.(2016)