「味噌汁」にいれると腸がととのう“春を感じる野菜”とは？

旬の菜の花

ビタミンとミネラル、食物繊維も豊富な菜の花。抗酸化作用のあるβ-カロテンやビタミンC、ビタミンE、むくみなどと関わりのあるカリウムなどを含みます。

季節感もありスーパーでもよく見かけるようになったので、健康や腸のためにも積極的に食べていきましょう。旬のものを取り入れるのは心身ともに健康な身体作りの第一歩だと考えます。

幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンは主に腸で作られます。セロトニンを増やすためにも、腸内環境を整えておくと、気持ちよく過ごせる日が増えるかもしれません。

セロトニンの元になるのはアミノ酸のトリプトファンですが、味噌にも含まれています。トリプトファンは体内で合成されにくいため食事でとりいれていくことが必要です。

それでは春の幸せをよびこむレシピのご紹介です。

菜の花の味噌汁

水……400ml
和風顆粒だし……小さじ1
味噌……大さじ1
菜の花……60g
なめこ……100g

1　鍋に水と軽く洗ったなめこをいれ、ひと煮立ちさせる。

なめこ

2　弱火にして食べやすくカットした菜の花と和風顆粒だしを加える。

菜の花

3　菜の花が馴染んだら味噌を溶き入れる。

4　器に盛ったらできあがり。

菜の花の味噌汁

参考文献：
『春夏秋冬　おいしいクスリ　旬の野菜の栄養辞典　最新版』吉田企世子監修, エクスナレッジ.（2016）