熱めのお湯×食器用洗剤で「がんばらない掃除」が叶う
ゴシゴシこすらずラクにキレイにしたいなら、「45~50度の熱めのお湯」と「食器用洗剤」を使ったつけ置きがおすすめです。食器用洗剤に含まれる界面活性剤が油汚れを浮かせて分解し、フィルターの奥にこびりついたベタベタまでスルッと落としてくれます。
油汚れ用の強い洗剤を使う方法もありますが、塗装されているタイプのフィルターには、中性の食器用洗剤のほうが安心。これなら素材を傷めにくく、気軽に試せますよ。
◆油汚れをスルスル落とす「アルカリ電解水」:お掃除のプロが使っている“9つの場所”
換気扇フィルターのつけ置き掃除法
使用するもの
- 食器用洗剤(中性)
- 45〜50度の熱めのお湯
- ゴム手袋
- 古歯ブラシやスポンジ(仕上げ用)
手順⒈ フィルターを外す
まずは換気扇からフィルターを外します。カバーがついている場合は、先にそれも取り外しておきましょう。
手順⒉ シンクにお湯と洗剤を準備
シンクにフィルターがしっかりつかる程度の熱めのお湯(45~50度くらい)をため、食器用洗剤を多め(3~5プッシュ)入れて軽くかき混ぜます。
手順⒊ フィルターをつけ置き
フィルターをゆっくり沈めます。15〜30分ほど置いて、汚れをしっかりふやかしましょう。
手順⒋ 軽くなで洗い&仕上げ
時間が経ったら、スポンジでサッとなでるだけでOK。細かい部分は古歯ブラシを使って、やさしく仕上げましょう。
手順⒌ 洗い流して乾燥
お湯でしっかりすすぎ、水気をよく切って乾かしたら完了です。
つけ置きでここまで変わる
熱めのお湯と食器用洗剤にフィルターをつけ置きするだけで、こびりついていたベタベタ汚れが驚くほどスッキリ落ちます。ゴシゴシこすらなくても、つけ置きだけでここまでキレイになるなら、つい後回しにしがちな換気扇掃除も気軽に挑戦できそうですよね。次のお掃除日に、ぜひこの「がんばらない掃除術」を試してみてください。