そのまま置いてない?「キャップを長持ちさせる」収納・保管の“4つのポイント”

家のこと

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2025.08.23

お気に入りのキャップを長持ちさせるためには、キャップの素材や形状に適した保管方法を意識することが大切です。収納環境が適切でない場合、つばやクラウン部分(頭の部分)に負荷がかかりやすくなり、型崩れやしわの原因になるため注意しましょう。今回は、キャップを長持ちさせる保管のポイントをまとめてご紹介します。

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教えてくれたのは……株式会社フォーカス

ECサイト「CLAT-JAPAN」を運営し、オリジナルタオルやTシャツの販売、商品へのプリント・刺繍加工を行っている。タオルやTシャツ、バッグなど繊維製品を多く取り扱っているため、商品の選び方や長持ちさせる洗濯方法、消臭・洗浄テクニックなどの実用的なコンテンツも提供。「集う価値に彩りを」という理念のもと、信頼性の高いサービスとオリジナル商品を通じて、お客様の一生の思い出になるかもしれない”その日”を彩るイベントをサポートしている。

キャップを長持ちさせる保管のポイント4つ

キャップをできるだけ長く、きれいな状態で使い続けるためには、正しい保管方法を知っておくことが大切です。収納環境が悪いと湿気やほこりなどの影響で生地が傷んだり、色あせが起こったりして、お気に入りのキャップもすぐに劣化してしまいます。

今回は、キャップをより長持ちさせるための4つのポイントについてご紹介します。

1. 湿気の少ない場所で保管する

ウォークインクローゼット出典:stock.adobe.com

湿気が多い環境はカビが発生しやすい温床となるため、キャップを保管する際は湿気の少ない場所を選ぶことが大切です。特にキャップや衣服を収納するクローゼットの中は通気性が悪く、衣類の湿気も加わってカビが生えやすくなるため注意が必要です。

一般的に、湿度が60%を超えるとカビが発生しやすくなり、特に20~30℃の温度帯ではカビの繁殖が活発になるといわれています。また、汗や皮脂汚れが残った状態で湿気のある場所に保管すると雑菌が繁殖し、不快なにおいの原因となることも。湿気が気になる場合は、除湿剤を使ってカビや型崩れを防ぎましょう。

2. 防虫剤を入れて保管する

衣類用防虫剤出典:stock.adobe.com

キャップをきれいな状態で保つには、湿気対策だけでなく虫害から守ることも大切です。特にウールや毛などの天然素材でできたキャップは、虫に食われやすいため注意が必要です。虫に食われて穴が開いてしまったキャップは、見た目が悪くなるだけでなく修復も難しくなります。

虫害を防ぐためには、防虫剤の使用が効果的です。防虫剤の匂いが苦手な方は、無臭タイプや香りの穏やかなものを選ぶとよいでしょう。

3. クラウン部分(頭の部分)に薄紙やタオルを入れて保管する

キャップ出典:stock.adobe.com

キャップは特にクラウン(頭の部分)が型崩れしやすいため、保管時には形を保つ工夫が大切です。クラウン部分に薄紙やタオルを詰めて保管すると、形が固定され、型崩れを防ぎやすくなります。

新聞紙やコピー用紙などの薄い紙やタオルを丸めて詰めると厚みが出て、安定した形を長期的にキープできます。また、帽子専門店などで販売されている専用の中芯を使うのもおすすめです。

4. 同じ型ごとにキャップを保管する

色々な種類のキャップ出典:stock.adobe.com

キャップの形状は、ベースボールキャップ、スナップバックキャップ、ワークキャップなどの種類によってそれぞれ異なります。保管する際は、同じ型ごとに分けて収納することが大切です。

キャップの形状に合わせて収納すると、キャップが長持ちするだけでなく、限られたスペースも有効に活用できて一石二鳥です。異なる形状のキャップを重ねて収納してしまうと、重なったキャップの重みで下のキャップが潰れてしまい、型崩れの原因になりやすいため注意しましょう。

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お気に入りのキャップを適切に保管しよう

お気に入りのキャップを長持ちさせるためには、湿気や虫害、型崩れを防ぐ適切な保管方法を意識することが大切です。通気性のよい場所に置いたり、クラウン部分に詰め物をしたりと、少しの手間でキャップの寿命は大きく変わります。大切なキャップをいつまでもきれいに保つために、ぜひ今日から実践してみてくださいね。

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