ChatGPTに「冷蔵庫の食材使いきりレシピ」を相談してみた
筆者がChatGPTに伝えた条件はこちらです。
- 帰省前で冷蔵庫にある食材を、1日3食分で使いきりたい。
- 大人2人+小学生2人分の分量。
- 小中学生の子どもが好きそうな味。
- 家庭に置いていなさそうな珍しい食材や調味料は使わない。
<冷蔵庫内の食材で使いきりたいもの>
キャベツ4分の1個、トマト1個、玉ねぎ1個、にんじん1本、きゅうり1本、大根4分の1本、ニラ3分の1束、えのき200g、絹豆腐150g、卵3個、食パン4枚、牛乳500ml
<使えるもの>
お米、パスタ、冷凍うどん、小麦粉、冷凍ブロッコリー、冷凍ほうれん草、ハム、ベーコン、ウインナー、ツナ缶、ピザ用チーズ、スライスチーズ
<買い足してもOKなもの>
1日で使いきれる分量の肉・魚類
条件を伝えたところ、以下の回答をくれました。頼もしい……! さっそく聞いてみた結果をご紹介します。
提案してくれたメニューはこちら!
朝食
昼食
夕食
買い足す必要があるのは、夕食に使う「豚薄切り肉」だけでした。あとは冷蔵庫の食材をうまく組み合わせて作れそうなので、1日のメニューに採用決定です!
食材消費チェック表も作成してくれる
レシピと一緒に、食材消費チェック表も自動作成してくれたので、確認しやすく便利です。念のため、食材一つひとつを確認してみると、「おや……?」夕食に消費されるはずだった「にんじん2分の1本」と「牛乳200ml」がレシピに含まれておらず、余ってしまうことが判明。
牛乳はそのまま飲むのでOKとして、にんじんはレシピに含めてもらえるように追加でお願いしてみると、夕食のお好み焼きの中に入れたレシピに修正して再提案してくれました。
ChatGPTの提案メニューを作ってみた感想
朝食
朝食には牛乳をそのまま飲むことが多かったわが家ですが、温かいミルクスープは安心感が得られるようで、子どもたちからも好評。夏でも温かいスープで手軽に野菜を摂ることは、栄養面でも理想的です。
昼食
昼食はパスタ一品。野菜たっぷりでボリューム満点のメニューでしたが、インスタントのスープなどをプラスしてもいいかもしれません。ピーマンを4個使ったため、苦味が気になるところでしたが、ケチャップ味のおかげで食べやすい味つけに。ピーマンがあまり得意でない子どもでも抵抗なく食べられたようです。
夕食
冷蔵庫にある野菜、卵、豆腐を一気に消費できるメニューで大満足。作り方の説明がシンプルだったため、1枚目は何も考えずに大きめにフライパンに広げて焼いてしまい、生地がやわらかくてひっくり返すのに苦労しました。豆腐入りの生地は小さめに焼くのが鉄則。ふわっと軽い食感のヘルシーなお好み焼きで、おいしかったです。
ChatGPTは使い方次第で、もっと便利に!
よかったこと
- 買い足す食材は最小限に、冷蔵庫の食材を無駄なく使いきるアイデアを提案してくれる。
- 普段自分で作る定番メニューではなく、バリエーション豊かなメニューを教えてくれる。
上手に使いこなすために必要なこと
- 100%頼るのではなく、自分で確認することも大切。
- 注意点や調理の具体的なコツを聞くことで、さらに使いこなせる。
chatGPTは、家族構成や味つけの好みなどに応じた提案をしてくれるため、とても頼りになる存在です。提案されたレシピに一部食材の消費漏れもありましたが、追加の指示をすることで柔軟に対応してくれます。条件によって回答が大きく変わることもあるので、“目的に合わせた具体的な指示をする”ことがポイントです。これでスッキリ出かけられそうです!
食材を無駄なく活用したいときや、アイデアに迷ったときに役立つツール「chatGPT」。帰省や旅行前で冷蔵庫を空にしたいときに、上手に活用してみませんか?