ChatGPTに「1日3食のメニュー」を相談してみた
筆者がChatGPTに伝えた条件はこちらです。
- 予算は3食で1000円程度。
- 大人1人+小学生2人分の分量。
- 栄養バランスが良いこと。
- 小中学生の子どもが好きそうな味。
- 家庭に置いていなさそうな珍しい食材や調味料は使わない。
- 1回の料理の作業時間は20分以内。
- 朝はパンを使ったメニュー。
朝はパン派なので、朝食だけ食材を指定してみました。「食費を抑えつつ、栄養バランスがとれて、子どもが喜ぶ味で、しかも時短」と、なかなかハードルが高い条件を課してしまいましたが、どれくらい叶えてくれるのでしょうか……?
さっそく聞いてみた結果をご紹介します。
提案してくれたメニューはこちら!
朝食
昼食
夕食
どれも子どもが好きそうなので、1日のメニューに採用決定! 作り方も丁寧に説明されていて、とてもわかりやすかったです。
ただ、夕食に副菜がないことが気になり、多少予算オーバーしてもOKだと考え、追加でおすすめメニューをリクエスト。すると、節約食材として人気の「豆苗」を使った簡単レシピを3つ提案してくれました。その中から1つ選んで、実際に作ってみました。
ChatGPTの提案で本当に1000円で作れたのか、その結果は……?
3食それぞれにかかった費用をレシートを基にざっくり計算(計算が難しい調味料は含まず)。その結果と感想をまとめてみました!
朝食
費用:約270円
昼食
費用:約410円
夕食
費用:追加の副菜分を抜くと約490円(副菜は+約140円)
まとめ
夕食に副菜がないChatGPTからの最初の提案どおりであれば、約1170円になる計算でした。お米や冷凍うどんの値上がり、予想よりも野菜の価格が高かった影響で少し予算オーバーとなりましたが、ボリューム感、栄養バランス、味つけに申し分なしだったので大満足です!
「このメニューなら大体このくらいの食費がかかるんだな」と知ることができたので、食費に対する意識を改めるいいきっかけになりました。
ChatGPTを食事づくりに上手に活用しよう
食費を節約したいときには、ChatGPTに冷蔵庫の中身を伝えてメニューを考えてもらうのも、おすすめの方法です。たとえば、「冷蔵庫にあるハム4枚、もやし半袋、きゅうり1本を使って、副菜を作りたいです」と入力すると、
条件にぴったり合った副菜レシピを提案してくれます。
材料や作り方だけでなく、レシピのポイントやアレンジの提案も添えられており、料理のマンネリ解消にも役立ちそうです。
また、提案されたメニューの買い物リストをお願いすると、このように目安価格つきでまとめてくれます。これがあれば、買い物の計画もスムーズです。なんて便利なんだ……!
もちろん、スーパーによって価格に若干の差はあるかもしれませんが、それでも全体の予算感がつかみやすく、家計管理もしやすくなりますよ。
自分の希望どおりの答えを引き出すには、“条件設定”がポイントです。いろいろと試してみながら、ChatGPTを賢く活用してみませんか?